« 勘違いって怖いよね… | メイン | 人が集まる空間 »
今年で海外生活12年目に突入するが、僕は今までアジア人に対する偏見にかなり悩まされてきた。「日本人は頭がいい」とか「日本人は金持ちだ」とか「アジア人はみんなカラテができる」とか…。こっちからしてみれば、まったくアホらしい偏見なのだが、彼ら外人にしてみれば、それがアジア人に対しての一般的なイメージなのだ。僕は12歳の時にアメリカに移住したのだが、いきなりこのイメージに悩まされたことがある。渡米して初めて入学した現地中学校でも、「うちの学校はESLはないが、正康は日本人だから英語もすぐ覚えるだろう」なんてことで、ABCもかけないのにESLなしの普通のプログラムに入れられ大変な思いをしたことがある。
つい最近も「日本人はサッカーが下手」という偏見になやまされたことがあった。今僕が住んでいるインターナショナルハウスという外国人学生専用の寮では、屋内サッカーチームがあり、毎週3回練習試合が行われている。しかし、初めてそこの練習に行ったときには誰も相手にしてくれず、パスもロクに回ってこなかったのを覚えている。確かに、スペインやブラジルからの学生は上手いのだが、僕だって子供のころからサッカーをはじめ、イギリス遠征チームなどに選ばれたこともある実績があり、正直なところ、その辺の素人学生より下手なわけはない。しかし、いつもサイドラインに座っているのはアジア人だった。そして、日を重ねるごとにアジア人の参加者は減っていった。僕はそんな中でも諦めなかった。パスが回ってくるたびに自分のアピールをした。するとある日、ドイツ人のプレーヤが自分のチームに誘ってくれたのだった。結局、彼らに認められたのだが、「日本人なのになんでサッカーが出来るんだ?」などと誘われた時に聞かれたのを覚えている。
今まで、海外でいろいろな偏見に悩まされたと書いたが、正直をいうと、それほど嫌ではなかった。なぜならば、偏見を上手く利用することによって、得することも可能だからである。「日本人はサッカーが下手」もその偏見の壁を破ることで、逆に「日本人なのにサッカーができる」というように目立つことができる。また「日本人は頭がいい」というのも、周りと同じことをしているだけで、「やっぱり頭がいい」などの恩恵を預かることができるわけだ。しかし、そのような偏見というのは海外だけに存在するわけではない。たとえば日本で宇多田ヒカルが爆発的に売れたのも、ある意味で日本人が日本人自身に抱く偏見が一役買っているんじゃないだろうか?「日本人なのに、音楽センスがすごい。」彼女がアメリカ人の血を引いていたら、あれほど売れたのかな?ちょっと気になる。
しかし、偏見を破ることや、偏見についていくというのは、それなりの努力がいると思う。宇多田ヒカルにしても、むちゃくちゃな努力をしただろうし、僕だって英語が出来ない時に学校に入れられた時は、努力はないかもしれないが、それなりに苦労はしたのを覚えている。さて、現在もいろんな偏見に悩まされている人たちはいると思いますが頑張ってください。壁の向こうに必ずいい事がまっているはずです。ローマは1日にしてならず。宇多田ヒカルも1日にしてならず。森田正康、現在、努力中。
一言: 偏見なんて所詮は人の意見。
投稿者 morita : 1999年10月20日 02:09
このエントリーのトラックバックURL:
http://movable.eduplan.net/mt-tb.cgi/108
久しぶりだね。ちゃんと本名も覚えていますので、気軽に連絡してくださいね。これからもよろしくです。
投稿者 moritama : 2003年11月02日 23:38
Nameはどうしようかと思いましたけど、やっぱり、カラーにしときます。
HP再開おめでとうございます・・・っていうか、一時真っ白の画面になってた時はビックリしましたが「これは、きっと、きっと、きっと・・・・・・」と待ってましたので「ヤッタ♪」という思いです。
と、いうことで「自分におめでとう!」です(笑)
【偏見なんて所詮は人の意見】
座右の銘にしますわ。マジ
私も、ホント色んなレッテルをベタベタに貼られて、確かにそれを逆手には取ってましたけど、正直なところ驚くやら、呆れるやら、哀しいやら、腹立つやら、重荷やら・・・(最近プレッシャーを感じる)でしたが、なんか、今スッキリしましたわ。
性根は前向きな私。
ではまた。
投稿者 カラー : 2003年11月02日 22:23
サイン・インを確認しました、 さん。コメントしてください。 (サイン・アウト)
(いままで、ここでコメントしたとがないときは、コメントを表示する前にこのウェブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)