論文でつい最近は死んでる僕です。ここ4日間で2時間しか寝てません。ナチュラルハイです。なんでも楽しいです。締めきりまであと10日?どうしましょうね…まったく。そんな感じなのですが、実はこの時期苦しんでいるのは僕だけなんですよ。なぜかというと他の学部はもう夏休み♪に入っているので…。最悪、教育学部…。なぜか僕の学部だけ普通のとこよりも1ヵ月長いんだよね。おかげでまわりでは楽しそうにバカンスしている学生だらけです。気をつけたほうがいいよ、キミたち…。絶対いつか自転車で突撃してやるっ!
ま、突撃はさておき(本当にするのか…)、昨日、友達のイグちゃんやエミさんと近くに出現した移動遊園地に遊びに行って来ました。論文あるんだけど下書き終わったし、たまには息抜きしないとやばいと思ったので…(寝ろよ)。でも実は僕、めちゃくちゃ遊園地好きなんですよ…。やっぱり絶叫マシーンでしょう。でも基本的に絶叫マシーンなんていうのは移動遊園地にはありません。そういうところにある乗り物は大体トラック一台で移動できるようものが中心だからね。例えばコーヒーカップとかメリーゴーランドとか観覧車、すこし怖いのでその場で激しく回転するジェットコースターかな?どれを取ってもそれほど僕の興味をくすぐるような乗り物は在りませんでした…。
しかしっ!
みんなで移動遊園地を歩いていると僕が見たことのない乗り物があったのです。その名もスピナー。コマのような乗り物でコマの上に30席ぐらい座席があり、そのコマが高速で回転するのです。でもこの乗り物はそれだけはありません。ただ横に回転するだけではなく同時に縦にも回転するのでした。とりあえず、なんかめちゃくちゃって感じ。さすが、スピナー(そのまんまやな)。
さて、みんなで5人だったのですが、イグちゃんともう一人の女の人は入り口前でリタイヤしました。理由は「絶対気持ち悪くなるから」だそうです。なにを~。気持ち悪いのが恐くて回転できるかっ!っていうか「回転する必要ないじゃん」なんて思った人死刑。回転に命かけてるんです、僕(もう意味不明)。さて、券を買って座席に座りました。安全バーをあげて席についた時のことです。
「ガツン!」
安全バーが座ったとたん僕の脳天直撃しました。まじ、目の前暗くなったんですけど…。一人で凹みながらうなっているとバーがロックされてDJのREADY!の声に合わせて回転が始まりました。
「…」
絶句。すごすぎ。はやすぎ。まわり過ぎ。マジやばいです。遠心力でもうめちゃくちゃです。しかも、DJはりきってまわすまわす。乗ってるヨーロピアンはノリノリだしさ。「イエー」じゃないよ、まったく。もう僕だめだめです。あ、目の前のご婦人、マジ青い顔してぐったりしてます。やばいよ。本当、彼女、口から霊魂飛び出してるもん。僕もかなりそれに近いかも。でもさ、僕、そんなに乗り物弱くないんだよ。昔、友達と後楽園遊園地に学校サボって行ってさ、マジックカーペットで友達と片方が吐くまで乗るかけをしてメロンソーダ(果汁0%)をゲットしたことあるのにさ(ちなみに48回乗りました)。
そんなわけのわからんプライドもあって、一応、イグが見えるところではエンジョイしてるフリをして笑顔つくってました。そして回転が緩くなり定位置でスピナーが止まりました。はぁ~、どうにか生き延びました。マジ、気持ち悪くて死にそうだけど。そんなほっとした瞬間のことです。DJがノリノリで叫びました。
DJ:「いえーい、よかったかーい。」
みんな:「いえーい」
僕:(マジやばいって。早く降ろしてくれよ。)
DJ:「ノリノリだな、みんな。今日はサービスだ。もう一家移転するかーい。」
みんな:「いえーい」
僕:(…っていうか降ろして。それに前のご婦人、なんか目がうつろで青いんですけど。)
DJ:「じゃ~、いくぜ~。」
みんな:「いえーい」
僕:(いえーいじゃないって。やめよ~よ。前の人も泣いてんじゃんかよ。降ろしてやれよ…)
っていうことで、また回転しました…。もう笑顔も作れません。うっすらとイグちゃんが大笑いしてるのが見えます…。向かいの婦人、もう目をつぶってぐったりしてます。なんていうのかな。その時の心境を一言で述べると、「エンド・オブ・もりたまさやす・ターボタイプD」(パクリじゃん)って感じです。もうそんな感じ、すごいんです。
さて、回転が終わりました。席から立てません…。でも、また回転されたら多分ていうか絶対死んじゃうのでがんばって安全バーをあげました。そして立ち上がろうとした時です。
「ガツン!」
また落ちてきました。やっちゃいました。脳天きました。トドメって感じです。そんなわけでイグのところへ行くとイグ大笑い。ヒーヒー言ってます。ヒーヒー言いたいのはこっちだよ。それから小一時間、真っ直ぐ歩けませんでした。結局、僕は15分間、スピナーでまわっていたそうです。おそるべし、スピナー。僕はもう絶対に乗らないと誓いながら、ふと、あのご婦人は大丈夫だったのか心配でした。う、マジ、考えただけで吐きそうです(涙)。
一言: いそがば回れなんてもう信じない。もう回るのいやです。(そういう問題?)
この頃、テクノロジーについて研究をしていると感じることがあります。人工知能を使った研究とかロボット家庭教師・先生とか、なんか人間を機械で作り直すような気がして仕方がないんだよね。特に僕は「教育」という人を育てるものについて研究している今、現在の研究にはすごく疑問が感じられるんです。
人を育てるのに機械でいいの?
そんな気がします。人間を育てるには人間が一番ではないのかな?そんな気がしてしょうがないのです。確かにCDROMの中に腐るほどの英単語を入れてそれを機械に発音させれば、そこらへんの英語教師よりもたくさんの知識と正しい発音ができる先生ができるかもしれません。だけど、それだけでいいの?こころはどこにあるんだろう?知識を保存するということに関しては人間よりも遥かにコンピュータのほうが優れているでしょう。だけど、コンピュータにはできないものがあります。それは人を思いやる心です。
コンピュータにしてみれば生徒が出来なくても関係ありません。何回も何回も同じことを生徒に見せるだけです。だけど、いい先生はきっと生徒のことを考えていろいろなことをすることが出来るでしょう。今でも僕は小学校2年の時の担任・宮田先生が忘れられません。オール2だった僕を一生懸命教えてくれて、本当に僕のためにいろんなことをしてくれました。他の先生が諦めている中、唯一僕を信じてくれました。家庭訪問の時も僕の両親に
「こういう自由な子が将来大物になるんですよ。」
と言ったそうです。「そんなわけないじゃん」なんてツッコミはいらんっ!(笑)本当に機械には絶対真似できないすばらしい先生でしたよ。そんなわけで僕はここに断言します。何百年たっても、人を育たり教えたりすることに関してはどんなに優れたコンピュータでも優れた人間の先生には勝てないでしょう。テクノロジーは計算機のように先生が子供を教える道具にはなるかもしれませんが、先生の変わりにはならないと思うのです。
つい最近、話題になっている映画「スターウォーズ」もそうです。イギリスは公開日が日本と同じなのでまだ見ていませんが、あのシリーズを見ていると気付くことがひとつあります。それは、どんなに文明が栄えても、最後に決め手になるのはフォースの力なのです。それはきっとジョージ・ルーカスも人間の力が一番大事だということがわかっていたのではないでしょうか?
さて、この前日本に帰国したときに宮田先生に会いにいきました。そしてもう先生を辞めてのんびりしている先生とお話してきました。やっぱ、面白い人でしたね。最後に先生が僕に言いました。
「本当によくがんばったね。」
なぜかすごく嬉しかった。先生の家を去りながら僕は笑いながら心の中で言いました。みんな先生のお蔭です。僕の心の中であなたは一生、僕の先生でいることでしょう。CD-ROMやディスクは人間をこんな気持ちにさせる事はできないでしょう。でもアイドルの写真集とかはCDでほしいかもな…。それは単にスケベなだけか…。(笑)
一言: これからの教育にフォースのご加護がありますように…。
教育学の理論の中でラベリング理論っていうのがあります。簡単に説明するとクラスで先生が生徒に「ラベル(レッテル)」を貼って接することによって生徒が貼られたレッテルのように成長することをいいます。例えば、先生がある生徒に「こいつは出来の悪い生徒」とレッテルを貼ってしまうとそういう目で見られた生徒は知らないうちにそのレッテルのような行動をとってしまい、結局、「出来の悪い」生徒になってしまうようです。
そんな感じで人が貼れるレッテルの中には「出来の悪い」のようなマイナスのようなものから「賢い」のようなプラスのものまでたくさんありますよね。簡単に思いつくものを上げて見ると「かっこいい」「おしゃべり」「馬鹿」「いくじが無い」「性格が悪い(良い)」などいろんなものがあります。
ちなみに僕が小学生の時にはいろんなレッテルを貼られていました。「おしゃべり」「いくじが無い」「だらしがない」「女みたい」「色が白い」…。ま、最後のはちょっと違うような気がしますが、基本的にマイナスのレッテルばっかり先生に貼られていたような気がします。すると不思議なことに先生がそう言うんだったらそれでいいかと思ってしまい、きちんとしたり、男らしくしたりなどの努力をしようとは思いませんでした。おかげで日本の通知票なんて一生の内、「5」を取ったのは2回だけです。「4」も2回だけだったかな?
別にそう思わせてしまったのは僕なので先生を責めたりはしませんが、なんでもすべて決めつけて判断するのはやめてほしいと思ったことが何度もあったのは覚えています。だって僕が真面目に算数ドリルをやっていて近くの生徒がしゃべっていても先生は僕を注意するんですよ。僕は真面目にドリルやってたっちゅ~に…。
さて、そんな落ちこぼれの僕だったんですが、アメリカに来てある意味、急成長したわけです。なぜだか今までよくわからなかったのですが、このラベリング理論を考えるとなんとなくツジツマがあってきます。僕がアメリカでは行った時には現地のガキどもはまだ日本に「侍と忍者」がいると思っていたらしく、僕のことを日本から「忍者」がやって来たと言って親しんでくれました。オマケに僕の名前がMORITAだったために「ソニーの社長さんの親戚」などとわけのわからないことまで言われて僕に接してくれました。
よく考えるとすごくくだらないことかも知れないけど、僕にとってはすごく嬉しかった。だって生まれて始めて他人から認められたような気がしたから…。だから、みんなの期待に答えなきゃと努力するようになりました。
その努力が一番あらわれたのが体育です。今まで「トロイ」とレッテルを貼られて「1」「2」しか通知票で取ったことのない僕だったのですが、「忍者」っぽくしなくちゃと頑張りました。今まで100m、17秒台だった僕が何故か知りませんが「忍者」をイメージして12.3で走れるようになりました。そしてそれから陸上で地区大会の選手に選ばれたりしちゃいました。今まで「僕はトロイんだから、どうせ出来ない」と思いこんで、ある意味、先生の期待通りに「トロイ」生徒を演じてきた僕はアメリカに来て「忍者」というレッテルを張られただけでこんなに伸びるとは思いませんでした…。また「ソニー」といわれただけで僕は理数系だけは頑張ろうと思い、成績もクラスで1、2番を英語が出来ないのに取る事が出来ました…。人間ってすごく不思議ですよね。まわりから少し認められるだけでこんなに成長できるわけなんだからさ。
さて、このレッテルですが、先生や友人だけが貼れるものではありません。親だってはれますよね。「うちの子はガサツだから…」などと言うご両親をたまに見かけますが、そんな風に言われ続けたら子供だって代わろうという努力はしませんよ、きっと。まわりの意見やイメージってすごく子供には重要なものだと思います。ちょっとしたことでその子の人生が変わる事だってありえるんだから…。だから、先生や影響力のある人たちに言いたいです。マイナスになるようなイメージは簡単に作らないでほしい。不良になりたい子供なんていないと思うよ。だからそんな子に「不良」なんてレッテルを貼らないで。「トロイ」って、誰もトロイ人間になりたくないでしょ?そんなくだらないレッテルを貼る前にもっと相手を思いやって誉めてあげてほしい。
だって、「忍者」や「ソニー」と言われたことがきっかけでハーバードやケンブリッジに行けちゃった少年だっているんだから…。
一言: う~ん、だから僕は色白なのかな?あ、あと髪が薄いって言うなっ!
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