毎日が実験。人生は実験のくり返し。

人が集まる空間

僕は熱狂的なスターバックスのファンです。いつも近くにスタバ(略)があれば必ず飲み物を買いに行きますし、食事の後にスタバが近くにあれば必ず寄っていこうとします。それはなぜかというとスタバの作り出す空間が心地よく感じるからです。現在、僕はコンピュータを使った教育システムや環境・空間を作りだす研究をしています。もちろん、それもありスタバが作り出す「空間」に興味を持ちました。知っている人は知っていると思いますが、あのスタバが内装のデザインはすべてスタバ創立者・シュワルツ氏がいろいろな調査の結果作り出したものなんですよ。

「THE THIRD PLACE」、第三の空間・場所。そうシュワルツ氏はスタバの空間を呼んでいます。そしてその「第三の空間」が人間が本当的に求める空間だと言うのです。さて、第三の空間とはどういうものなのでしょうか?シュワルツ氏は第三の場所をこう説明しています。

第一の場所(FIRST PLACE)は家庭・家。自分が帰る場所。第二の場所は学校や会社。自分が働いたり、いろいろな目的を達成する場所。そしてその間にあるのが第三の場所であると。人間は毎日、第一の空間と第二の空間を移動している。しかし、それを繰り返せば繰り返すほどストレスが溜まり、すべてにおいて能率が悪くなっていく。そのストレスを解消するために人間が求めるのが第三の空間のようです。実際、アメリカ、特にNYでは殆どの会社員や学生がスタバで勉強をしたり、仕事の話をしたりしてストレスを発散している。

さて、ここで僕が思ったのはこの第三の空間を教育や子供のために使えないであろうか?そんなことを考えるにつれ僕はこの第三の空間についていろいろと考えてみた。その結果、感じたのは人間は第三の空間というよりは、「孤独で寂しくない空間」を求めるのではないのかと思う。自分自身の空間なのだが、周りに同じような孤独な空間を所有している人たちがたくさんいて寂しくない空間。そんな気がする。

よい例として、漫画喫茶がある。それは漫画というものが一番の理由などだと思うが、これも孤独で寂しくない空間を持てる場所だから人が集まるような気がする。漫画を読んでいる時は孤独だが、ふと回りを見ると同じように孤独な世界に浸っている人たちがたくさんいる。その他には、パチンコ屋などもギャンブル性以外に、やはり孤独に浸れる空間だからではないだろうか?パチンコ台が個室だったら誰もやらないような気がする。まわりに孤独な空間をもつ人たちが集まるから流行るのだろう。

そう考えて見ると人間というものはいかに自分勝手な生き物だということがわかる。孤独に自分勝手にやりたいのだが、一人では嫌だ。ある意味、矛盾している。僕自身もそうなのだから別にだからいけないとといっているわけではないが、そう考えてみると人間は複雑で面白い。

一言: 人間は弱い生き物の癖に強がらないと生きていけない。