毎日が実験。人生は実験のくり返し。

比較

数年前にパソコン教育と一般授業の比較をするという流行していた時代があったのだが、その調査結果は賛否両論なものが多かった。パソコンを使った方が学習効果が高いだの、一般授業の方が効果がやっぱりあるとかいろいろな意見が飛びかっていたが、何が「一般授業」なのかというところから見解のバラつきがあるだろうし、何が「パソコン授業」だというところでも見解のバラつきが出ちゃうので結局、何を比較しているのかわからなくなってくる。

僕の研究は「携帯電話端末を利用したeラーニングの可能性」についてなんだけど、これも従来のパソコン教育や一般教育との比較なんかをやろうとするとわけがわかんなくなってくるし、ちっとも面白い研究だとは思わない。だって、学習なんて学習者の下地ややる気(メンタル)に左右されるわけだから、どの教育法が一番なんていうことを全体的に出してもまったく意味がないのではと思ってしまう。

だったらいっそ、携帯電話端末で勉強すると「いいこと」があるよということを証明したい。何がいいことなのかというのは、しっかり追求はしていきたいが、もう比較はやめようと思う。パソコン教育が好きな人はパソコン教育をすれば「いいこと」があると言えばいいし、一般教育の専門家は、一般教育を薦めればよい。別に比べる必要はないだろうと思う。各ジャンルの中で、効果のある手法を考えていき、それらを受講者が自分で選んでいけばよいと思った。

今日の発表はそんな僕の気持ちを教授に伝えられたと思う。ちなみに僕は携帯電話端末でもちゃんとした学習が可能だと思っている。やり方はまだひ・み・つ。

ありがとうございました

今日は塩澤先生の最後の授業でした。本当にこの先生の授業は勉強になりました。自分が仕事上、抱えていた著作権に関わる法律について、理解することができました。来期は学外の人も受けられるらしいので、興味のある人は是非おすすめです。また塩澤先生は成蹊大学の法学部で教鞭をとっているので、チャンスがあれば、遊びに行こうと思っています。

ただ単に法令集を読んで説明してくれるだけではなくて、ちゃんと実例と照らし合わせながら説明してくれたので本当に解かりやすかったです。毎週が「行列のできる法律相談所」でした。4月から僕も大学院で教えることになるので、先生のような面白い講義ができる先生になれたらと思っています。

本当にありがとうございました。

提出日なんだな

受講していたクラスのレポートの提出日だったので、大学に行ってきました。昨夜は徹夜で講義内容を思い出して、久しぶりにレポート書きました。レポートなんて5年ぶりぐらいかもしれないなぁ。いつも論文とかもっとヘビーなものだし、英文だったので、今回は内容よりも日本語大丈夫かなぁという不安が…。

提出する教務課のデスクに行き、レポートをお姉さんに渡しました。僕って真面目な学生じゃんなんて結構素敵な自分に浸りながら部屋を出ようとしたら、お姉さんに引き止められました。

お姉さん:「森田さん、すいません。提出日違います…。」

え”。マジでありえない。話を聞くと提出日は1月19日だそうです。そんなわけはない、掲示板に書かれた締め切りをキッチリ携帯で写したはず。証拠写真もあるのだ。

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ほれみろと、お姉さんに見せたところ、お姉さん一瞬考えてから教えてくれました。

お:「森田さん、講義間違えてます…。」

なにー!ということで、僕が写真を撮った講義は別の講義だったらしいです。一生の不覚っていうか、常にこんなことを僕はしてるような気がします。僕の昨日の努力を返して。で、いきなり落第か?と悩んでいたのですが、お姉さんがどうにか教授に渡してくれるとのこと。ありがとう、お姉さん。今度、焼肉奢ります。(丁重に断られました。)

でもかなりトホホな一日でした。すいません。

契約書確認!

今日の法律の授業の内容の中でふと教授が言っていたのだけど、賃貸の契約書には、ほぼ必ず「原状回復」を義務付けているよね。それって基本的にいうと「借りた時の状態で返してね」という当たり前のことなんだよね。

しかし、契約書の中には間違えて「現状回復」と書いてあることもあるらしいです。現状ってことは…意味的には、「今の状態で返してもええよ」ってことなので、堂々とそのまま返してもOKなはず。大家さんありがとー。っていうか、さすがに倫理的に僕はできないなぁ、法的にOKでも。ちなみに皆さんも家を借りている方は契約書チェックしてみてください。

ちなみに今日、牛丼とお別れしてきました。しょぼん。

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技術とカマキリ

今日は大学で技術と環境問題について学んだ。僕ら学者は何かを発明はするものの中々実用化において壁を感じることが多い。何故かというと発明品というのは、基本的に商品化すると値段が高くなってしまい、量産し、実用化されるまでに消えてしまうことが殆どだからなのさ。例えば、ある科学者が光培養(光で浄化する仕組み)を利用して空気清浄機を作ることに成功したわいいものの、その空気清浄機が1台25万しちゃうと、一般家庭の人は多分、購入しないで臭いを我慢する方向を選ぶ可能性が高いわけね。

そんな感じで、一般のニーズやコストなどをすり合わせると発明品は中々、世に出れないということらしいです。そのため、はじめにこのような発明品が利用されるのは、個人の環境ではなく、企業だったり国が導入するケースが多いわけです。で、この空気清浄機なんだけど、中国のオリンピック開催予定地区で、国が購入して利用されているようです。オリンピックが今度、中国で開催されるんだけど、あそこでマラソン走ったら肺がんになるというジョークがあるぐらいなので、そういう意味で今から空気をこの空気清浄機で綺麗にしようとしているらしい。

こんな感じで技術が環境問題を解決する場合も多いのだけど、現在の工場化などによって、技術が環境問題を引き起こしている場合も多いんだよね。その辺のバランスが大事だとそんな話を聞いていたんだけど、一番、なるほどなぁと思ったのは、アメリカの環境問題を考える人たちのトップって資本主義を応援している人たちが多いんだって。なんか資本主義って、工場化だったり、効率化だったりで、環境なんてあまり考えないのかと思ってたら、アメリカのトップは、「資本主義によって富を築きあげてきたが、その資本主義の敵である環境問題を技術によって倒すことによって、更なる資本主義の成長につなげよう」という考えで、環境問題にぶつかっているらしい。目先的な、工場が悪いとかそういうところで論議をするのではなくて、技術の力で環境を侵さない工場を作ればよいという開き直りかたが、アメリカ人っぽいなぁと感じました。

ちなみに授業の帰り、カマキリがコンクリートの建物にとまっていたのだけど、なんか寂しくなりました。やっぱり、カマキリは草や木にとまっていてほしいな。

リストは盗める!?

いつもの「ネットワーク社会と法」のクラスで質問させてもらいました。本や記事をコピーしたら違法だということはわかるんだけど、リストはコピーしてもよいかどうか?何故かというと、どこかで聞いたのですが、電話帳は単なる住所のリストだからコピーしても大丈夫という話があって、だったら、リストだったら大丈夫なのかと思って教授に聞いてみました。

質問1:
例えばA教授がよく出る単語100語というのを、過去問題からよく出る頻度順に単語を抽出してリストにした。3日後、違う教授Bがまったく同じリストをよく出る単語100として出してしまった。BはAの権利を侵害しているか?

皆さんはどう思いますか?答えは、最後に書きますね。

質問2:
教授Aが同じ手法で100語を抽出したのですが、一番よく出た単語はもう出ないと考えて、一番出た単語をリストからはずして、101番目によく出た単語を加えて100語のリストを作った。教授Bが偶然、同じ手法を考えて同じリストを作ってしまった。BはAの権利を侵害してるか?

さぁ、どうでしょう。

一般的にいうと、編集物はコピーしちゃいけないらしい。ただ、上記のものが編集物なのか、単なるリストなのかというのが問題のようです。

質問3:
上記のリストの50語を同じにして、残りの50語を適当にピックアップして教授Bは100語のリストを作った。さて、BはAの権利を侵害しているか?

それでは、答えを書きます。質問1は、侵害してないとのこと。なぜなら、よく出る単語を頻度順に抽出するというのは、誰でもできることなので、特別な技術は必要ないから、問題ないということです。機械的に処理できるようなものは、大体、特別な権利は発生しないようです。それでは、質問2はどうでしょう?これは、特殊なアイデアが入っているため、権利を侵害しているとAが主張すれば、多分、裁判で勝てる可能性が高いとのこと。では、最後に質問3ですが、これは本来であれば違法なはずだが、証明がしにくいために法廷では、勝てないかもしれないとのことだそうです。

結局、「コピーはダメ!」という原則がある上で、その中で法廷で証明できるかどうかがポイントになるんだろうね。ってことは、結局、バレなきゃなんでもありってことなの?

世知辛い世の中だなぁ。

過去の財産

今日から始まる新しい授業「先端研究戦略・社会システム論」を受けた。本日は、経済と技術についてなのだが、これがめちゃくちゃ楽しかった。学生の中には居眠りしている人たちも多かったのだが、僕自身は大学時代の政治経済のクラスで勉強したことを復習しているみたいで、なつかしい。

しかも驚きなのは、内容を忘れていないことだ。大学時代、対してクラス行かずにそれなりに対応していただけだと思っていたのだけど、知識というのは本当に大事な財産だと実感した。ちなみに新しいビジネスアイデアを頂きました。

僕自身も大学時代、麻雀やカラオケが8割という生活をしていたが、やっぱりやることはやっておいた方がいいよ、学生諸君。今、居眠りしてるけど、社会に出るとこんなに面白いことを学べる機会は少ないと思う。ルーティーンワークでマンネリ化してしまったときに、過去の知識は本当に役に立つ財産だと社会人の先輩として言いたい。

マジで。キレイ事抜きで本当に、アイデアに繋がるからさ。

久しぶりの新鮮さ

今日は同じ研究室の人たちを紹介するために教授が簡単な飲み会を開いてくれた。これまでもいろいろな大学で勉強していたこともあり、すんなりと挨拶を終え、他のメンバーの研究内容の説明をしてもらった。

それが、すげーおもしろかった。

ここ2年間強の間、あまりアカデミックな活動をしていなかったこともあり、久々にとてつもなくニッチな研究や、マニアックに面白すぎる研究を目の当たりにして新鮮だった。いままでビジネスの世界で生活をしていると、「意味のないもの」、「面白くてもビジネスにならないもの」は切捨ての対象だった。知らない間に一般的に受けるものを探すような人間に自分がなっていたことを痛烈に感じることができた。

反省。

意味のあるものだけを追いかけることよりも、意味のないことから、意味を見出す気持ちも大事じゃないのかなと感じた。これをチャンスにして、アカデミックな側面でも活躍できるようにがんばろうと思います。ただ工学系過ぎて、半分ぐらい日本語がわかりませんでした。っていうか、なぜか使っているプログラムがドイツ語でした...。

誰か通訳してくれ...。

人間50年

今日も「ネットワーク社会と法」の授業です。何か著作権の話になって、権利がどのくらい持つとか、そんな話をしました。基本的に著作者が死んでから50年は、著作物の権利はなくならないらしいです。

ってことは、あと数十年たてば、ビートルズとかのBMGは使い放題なのかな?確かにモーツアルトとかは、自由に弾いて、売ってるような気がする。なんかそろそろ自由に使える著作物ってないかなぁ。タイミングよく使ったら面白いビジネスに活用できるかもしれないよね。

ただカンボジア(?)とかは、いまだ著作権法が通用しないので、店でこの音楽テープくれというと、その場で空テープにダビングして売ってくれるようです。

めちゃくちゃやな。

(C)って意味ないらしい...

よくサイトの下の方にある「copyright (c) 2003 xxx.Inc. All rights reserved.」なんていうコピーライトの表記があるんだけど、実はこれってあんまり意味がないらしいです。何故かというとなんちゃら条約によって、殆どの先進国では、作成したと同時に著作権はその作成者に帰属しているので、書く必要はないらしい。書く必要があるのは、カンボジア(たしか...)などのまだ、そのなんちゃら条約に入っていない国に対してやる必要があるんだってさ。

また2003とかの年号は作成した日にちを書くものなので、2000-2003とか書いても意味不明らしい。で、あと(C)のようにカッコCと表記しても効力はなく、ちゃんとルールで決められているように○Cで表記しないといけないようです。そんな視点で、いろいろなサイトを見ていると著作権について無知な人たちが多いなと思うついこの頃です。

ただ、これらの表記を本当に書かなくていいかというと、それはまた別の話で、アメリカのように訴訟国家では、意味ないにしろ、著作権表記をしたことにより、他の人間に対して、「パクるな!」という意思表示をしていたという証明になるので、表記はしとくべきらしい。

まぁ、「表記なかったから、パクッていいと思っていました。」という言い訳をあらかじめ封じる手段とのこと。テクニカルな話ですな。

誤算!

東大生の森田正康です。入学はしたものの誤算が一つありました。それは、博士課程の学生でも30単位卒業までに取らなければいけないらしいです。ショック!っていうか、入学前にちゃんと見ておけって感じですが、今更、「やーめたっ!」ということも出来ないので、気合いで乗り切る予定です。

そんなわけで、塩澤一洋先生の「ネットワーク社会と法」というクラスを今日から取ることになりました。ありがたいことに、アークヒルズで授業が受けられるので、家からスグというのが救いなのかな?と思っていたのですが、ぜんぜん授業が楽しい。正直、約3年ぶりの授業ということで、かなり新鮮だったということもあるんだろうけど、自分自身が海外からネット系のアイデアを日本に持ってこようとした場合の著作権などの問題が明確になってきて、内容が現状のビジネスに直結しそうです。

またこの日のハイライトは、「行列の出来る法律相談所」と「ザ・ジャッジ!」という二つの番組の比較でしたね。先生いわく、「行列...」は法律家でも意見が分かれるような難しい問題を扱っていて、「ザ・ジャッジ!」は、法律をしっていれば、何も面白くない番組のようです。ただ法律系の勉強をしている人は「ザ・ジャッジ!」が参考書通りでよいとのこと。

ちなみに、これをこの日のハイライトにしていいのか、僕?

俺は学歴フェチか?

本日より東大生になりました。2年半前に日本に戻ってきたはいいもの、ニューヨークのコロンビア大学で研究をしていたために、2ヶ月に一度のペースでニューヨークに戻る生活をしていました。実際にめちゃしんどくて、つい最近は日本の仕事の関係で殆ど研究ができないということで悩んではいたのですが、気合でどうにか、10月入学で東大に入ることができました。

ちなみにまだコロンビアには在籍しているので、行ったりきたりの生活が続く可能性はあるのですが、日本で安定的に研究ができる場所があるので多少ほっとしています。ただ不安事項としては、僕は日本の大学に行ったことがないので、日本の大学のルールや人間関係の対応について、これから苦労するような気がします。

ただ実際のところ、教授も素晴らしい方ですし、周りの学生さんもかなり親切にいろいろと教えてくれるので、ちょっとは大丈夫なのかなぁ?なんて思っています。今日は入学式があったのですが、なんの問題もなく終わりました。

唯一、問題になりそうなのは、文系なのに、強引に工学系に入ってしまったために、これから一生懸命、工学系の勉強をしなければいけないようです。なんか論文のまとめ方も違うようですし...。ただチャレンジは好きなので、これからが楽しみです。ちなみにここの学生の人は、あまり人の目を見て話すのが苦手そうに見えるのですが、それは勘違いかなぁ?

今度、実験してみよう。(おぃ)