毎日が実験。人生は実験のくり返し。

NYに行く理由

なぜ僕がNYに行くことを選んだのか?やっぱり説明したほうがいいんじゃないかと思ってこれを書いてます。その前になぜイギリスに行ったのかを説明したほうがいいのかな?丁度一年前の話です。僕はケンブリッジに行くかコロンビアに行くかの選択を迫られていました。コロンビアは年間200万円の奨学金を保証してくれていて、ケンブリッジは年間80万円をくれると言ってくれました。またコロンビアには僕の研究分野のスペシャリストがいました。ケンブリッジにはそんな人材はいませんでした。普通ならどう考えてもコロンビアを選ぶと思いますが、僕はケンブリッジを選びました。なぜでしょう?他にもいろいろ理由はありましたが、アメリカに飽きたからという理由がメインでした。それに自分の研究分野のスペシャリストがいなくても自分の力でどうにかできるというおごりがあったからかもしれません。

でもケンブリッジの教授に惹かれたのも理由の一つでした。入学前に面接に行った時もその教授は「キミの研究は面白い。僕がサポートしてあげるから一緒にがんばろう」と言ってくれたのを覚えています。ある意味、教授のその言葉が僕のケンブリッジ行きの決断に踏み切らせたといっても過言ではないですね。

そして、イギリスへ…。いろいろなことを学びました。文化の違い、人の違い、新しい友達…しかし、学問的に学んだことは一つもありませんでした。なぜならば、誰も僕の知りたいことに答えてくれないからです。その時、はじめて自分のおごりに気づいたのです。僕の悪い病気ですね。僕の心のどこかで「自分はもう他人の力など必要ない」とでも思っていたのかもしれません。ハーバードという肩書きの後ろに隠れてしまおうとしたのかもしれません。教授のほうも僕が答えられない質問をするたびに嫌な顔をしてうやむやな答えを僕にぶつけるのでした。結局、僕のアドバイザーは図書館になってしまいました。ある意味、ケンブリッジにいる必要を感じなくなってきました。だって図書館ならどこでもあるわけだから…。

そして、ある日のことです。教授の口から信じられない言葉を聞かされました。

「マサヤス、もう僕はキミのトピックにはついていけない。あとはがんばって自分でやってくれ。」

本当に信じられませんでした。その時の教授の瞳には、僕が入学する前に見た輝きがなかったのです。僕は教授の無責任さに途方にくれました。サポートなしでどうやったら自分の満足の行く論文や研究ができるんだろう。学校をやめろってことなのかな?そんな時にふとコロンビアのことを思い出したのです。そして、一通の手紙を書きました。

「来年からコロンビアに行けますか?」

そして一週間後、コロンビアの人から快い返事が返ってきました。一年前に僕が断ったにも関わらず、コロンビアの教授はまだ僕に手を差し伸べてくれようとしてくれました。僕は自分の能力がそこまで評価されてくれたことに喜びを感じました。しかし、ケンブリッジをやめる気にはなれなかった。なんか自分で選んだ選択から逃げるようで嫌だった。もう少しがんばってみたいと思いました。

だから9月からは内緒で2つの大学に行きます。そして来年、好きなほうを選ぶつもりです。できれば、両方の大学を同時に卒業したいけど、それは無理かもしれないな。でもできる限りトライしていくつもりです。だって前例がなければ、作ればいいんだからさ。今までだって、前例がないことに挑戦してきたじゃないですか。これからだってがんばってみますよ。死ぬわけじゃないんだから。(笑)9月からはNYに住みます。で、月1回ぐらいケンブリッジに帰るつもりです。あ~あ、お金かかるなぁ~。がんばって奨学金受けなきゃ。だれかぁ~。こんな僕に仕事くれませんか?お茶くみぐらいならできると思いますよ。

結局、僕の挑戦はまだまだ終わらないようです。さっさと博士号取って大学の先生になって安定した生活を送りたかったんだけど、なぜか僕の神様はそういうことをさせてくれないようです。でも、とりあえずやってみるよ。しかし、こんな不可能な挑戦が楽しく感じるのはなぜだろう。マゾだったのかな、僕。それかついに狂ったかな?あ、もともと狂ってるって思った奴。もちろん死刑です。んじゃ、これからも応援してください。やるだけやってみます。

ケンブリッジな生活 第一部 -完-

一言: 苦しいものほど達成した時の喜びが大きいと思うんだよね。楽しみです。

引越しセール

この前、引越しセールをしました。そこそこの物ははけたのですが、一つだけ売れないものがあるんですよ。それは、僕のマイ・ケッター・マシーン、「もりたま一号」なんですが…。あ、名前、最悪とか思ってるでしょ?キミ、死刑。みなさん、覚えているでしょうか?あのスーパーマシンを。あれから更に僕のマシーンは進化を遂げました。でも売れないんだよね。なんでだろ?とりあえず、今日はその謎にアタックしようと思います。ま、そんなわけで自転車の説明から。

引越しセール目玉商品

名前: もりたま一号
色: 茶色

ギア: マニュアル3段変速
-ギアを変えるとチェーンが外れます。
-ギアを変える時は自転車を降りてマニュアル(手)でよろしく。

いいじゃんいいじゃん。車だってマニュアルの方がカッコいいじゃん。なかなか渋いでしょ?こんなギアを持った自転車なんてないよ。この前なんて坂道の前で自転車降りてギア変えてから坂道を上がりました。文句ある?ベイベ。

タイヤ: 自動エアサスペンション
ケンブリッジの道ってさ、デコボコしてるのでそれに合わせてタイヤの空気が抜けます。優れものでしょ?文句ある?ベイベ。

前輪: 柔軟です
たまに道に合わせて歪みます。文句ある?ベイベ。

カゴ: 自動的に外れます。
たまに「すぽーん」とか言って飛んできます。すごいです。文句ある?ベイベ。

こんな素晴らしいマシーンなのに売れません。値段?10ポンド(2000円)です。誰か買いません?とか思ってたんだけど実はもう売る必要なくなりました。この前、乗ってたら後輪が外れました。さすがにビビったよ。だって前輪ならともかく後輪だよ。普通、はずれないって…。そんなわけで一年間、僕をクラスまで運んでくれた一号は力尽きたのでした。結構、面倒かかったけど、やっぱかわいかったんだけどな。なんか寂しかったです。きっと、キミのことは忘れないよ、「もりたま一号」。

一言: 2000円で売れない自転車って…。5000円なら売れるかな?(アホです)

いつもより多く回っています…

論文でつい最近は死んでる僕です。ここ4日間で2時間しか寝てません。ナチュラルハイです。なんでも楽しいです。締めきりまであと10日?どうしましょうね…まったく。そんな感じなのですが、実はこの時期苦しんでいるのは僕だけなんですよ。なぜかというと他の学部はもう夏休み♪に入っているので…。最悪、教育学部…。なぜか僕の学部だけ普通のとこよりも1ヵ月長いんだよね。おかげでまわりでは楽しそうにバカンスしている学生だらけです。気をつけたほうがいいよ、キミたち…。絶対いつか自転車で突撃してやるっ!

ま、突撃はさておき(本当にするのか…)、昨日、友達のイグちゃんやエミさんと近くに出現した移動遊園地に遊びに行って来ました。論文あるんだけど下書き終わったし、たまには息抜きしないとやばいと思ったので…(寝ろよ)。でも実は僕、めちゃくちゃ遊園地好きなんですよ…。やっぱり絶叫マシーンでしょう。でも基本的に絶叫マシーンなんていうのは移動遊園地にはありません。そういうところにある乗り物は大体トラック一台で移動できるようものが中心だからね。例えばコーヒーカップとかメリーゴーランドとか観覧車、すこし怖いのでその場で激しく回転するジェットコースターかな?どれを取ってもそれほど僕の興味をくすぐるような乗り物は在りませんでした…。

しかしっ!

みんなで移動遊園地を歩いていると僕が見たことのない乗り物があったのです。その名もスピナー。コマのような乗り物でコマの上に30席ぐらい座席があり、そのコマが高速で回転するのです。でもこの乗り物はそれだけはありません。ただ横に回転するだけではなく同時に縦にも回転するのでした。とりあえず、なんかめちゃくちゃって感じ。さすが、スピナー(そのまんまやな)。

さて、みんなで5人だったのですが、イグちゃんともう一人の女の人は入り口前でリタイヤしました。理由は「絶対気持ち悪くなるから」だそうです。なにを~。気持ち悪いのが恐くて回転できるかっ!っていうか「回転する必要ないじゃん」なんて思った人死刑。回転に命かけてるんです、僕(もう意味不明)。さて、券を買って座席に座りました。安全バーをあげて席についた時のことです。

「ガツン!」

安全バーが座ったとたん僕の脳天直撃しました。まじ、目の前暗くなったんですけど…。一人で凹みながらうなっているとバーがロックされてDJのREADY!の声に合わせて回転が始まりました。

「…」

絶句。すごすぎ。はやすぎ。まわり過ぎ。マジやばいです。遠心力でもうめちゃくちゃです。しかも、DJはりきってまわすまわす。乗ってるヨーロピアンはノリノリだしさ。「イエー」じゃないよ、まったく。もう僕だめだめです。あ、目の前のご婦人、マジ青い顔してぐったりしてます。やばいよ。本当、彼女、口から霊魂飛び出してるもん。僕もかなりそれに近いかも。でもさ、僕、そんなに乗り物弱くないんだよ。昔、友達と後楽園遊園地に学校サボって行ってさ、マジックカーペットで友達と片方が吐くまで乗るかけをしてメロンソーダ(果汁0%)をゲットしたことあるのにさ(ちなみに48回乗りました)。

そんなわけのわからんプライドもあって、一応、イグが見えるところではエンジョイしてるフリをして笑顔つくってました。そして回転が緩くなり定位置でスピナーが止まりました。はぁ~、どうにか生き延びました。マジ、気持ち悪くて死にそうだけど。そんなほっとした瞬間のことです。DJがノリノリで叫びました。

DJ:「いえーい、よかったかーい。」
みんな:「いえーい」
僕:(マジやばいって。早く降ろしてくれよ。)

DJ:「ノリノリだな、みんな。今日はサービスだ。もう一家移転するかーい。」
みんな:「いえーい」
僕:(…っていうか降ろして。それに前のご婦人、なんか目がうつろで青いんですけど。)

DJ:「じゃ~、いくぜ~。」
みんな:「いえーい」
僕:(いえーいじゃないって。やめよ~よ。前の人も泣いてんじゃんかよ。降ろしてやれよ…)

っていうことで、また回転しました…。もう笑顔も作れません。うっすらとイグちゃんが大笑いしてるのが見えます…。向かいの婦人、もう目をつぶってぐったりしてます。なんていうのかな。その時の心境を一言で述べると、「エンド・オブ・もりたまさやす・ターボタイプD」(パクリじゃん)って感じです。もうそんな感じ、すごいんです。

さて、回転が終わりました。席から立てません…。でも、また回転されたら多分ていうか絶対死んじゃうのでがんばって安全バーをあげました。そして立ち上がろうとした時です。

「ガツン!」

また落ちてきました。やっちゃいました。脳天きました。トドメって感じです。そんなわけでイグのところへ行くとイグ大笑い。ヒーヒー言ってます。ヒーヒー言いたいのはこっちだよ。それから小一時間、真っ直ぐ歩けませんでした。結局、僕は15分間、スピナーでまわっていたそうです。おそるべし、スピナー。僕はもう絶対に乗らないと誓いながら、ふと、あのご婦人は大丈夫だったのか心配でした。う、マジ、考えただけで吐きそうです(涙)。

一言: いそがば回れなんてもう信じない。もう回るのいやです。(そういう問題?)

MAY THE FORCE BE WITH YOU

この頃、テクノロジーについて研究をしていると感じることがあります。人工知能を使った研究とかロボット家庭教師・先生とか、なんか人間を機械で作り直すような気がして仕方がないんだよね。特に僕は「教育」という人を育てるものについて研究している今、現在の研究にはすごく疑問が感じられるんです。

人を育てるのに機械でいいの?

そんな気がします。人間を育てるには人間が一番ではないのかな?そんな気がしてしょうがないのです。確かにCDROMの中に腐るほどの英単語を入れてそれを機械に発音させれば、そこらへんの英語教師よりもたくさんの知識と正しい発音ができる先生ができるかもしれません。だけど、それだけでいいの?こころはどこにあるんだろう?知識を保存するということに関しては人間よりも遥かにコンピュータのほうが優れているでしょう。だけど、コンピュータにはできないものがあります。それは人を思いやる心です。

コンピュータにしてみれば生徒が出来なくても関係ありません。何回も何回も同じことを生徒に見せるだけです。だけど、いい先生はきっと生徒のことを考えていろいろなことをすることが出来るでしょう。今でも僕は小学校2年の時の担任・宮田先生が忘れられません。オール2だった僕を一生懸命教えてくれて、本当に僕のためにいろんなことをしてくれました。他の先生が諦めている中、唯一僕を信じてくれました。家庭訪問の時も僕の両親に

「こういう自由な子が将来大物になるんですよ。」

と言ったそうです。「そんなわけないじゃん」なんてツッコミはいらんっ!(笑)本当に機械には絶対真似できないすばらしい先生でしたよ。そんなわけで僕はここに断言します。何百年たっても、人を育たり教えたりすることに関してはどんなに優れたコンピュータでも優れた人間の先生には勝てないでしょう。テクノロジーは計算機のように先生が子供を教える道具にはなるかもしれませんが、先生の変わりにはならないと思うのです。

つい最近、話題になっている映画「スターウォーズ」もそうです。イギリスは公開日が日本と同じなのでまだ見ていませんが、あのシリーズを見ていると気付くことがひとつあります。それは、どんなに文明が栄えても、最後に決め手になるのはフォースの力なのです。それはきっとジョージ・ルーカスも人間の力が一番大事だということがわかっていたのではないでしょうか?

さて、この前日本に帰国したときに宮田先生に会いにいきました。そしてもう先生を辞めてのんびりしている先生とお話してきました。やっぱ、面白い人でしたね。最後に先生が僕に言いました。

「本当によくがんばったね。」

なぜかすごく嬉しかった。先生の家を去りながら僕は笑いながら心の中で言いました。みんな先生のお蔭です。僕の心の中であなたは一生、僕の先生でいることでしょう。CD-ROMやディスクは人間をこんな気持ちにさせる事はできないでしょう。でもアイドルの写真集とかはCDでほしいかもな…。それは単にスケベなだけか…。(笑)

一言: これからの教育にフォースのご加護がありますように…。

忍者になった僕

教育学の理論の中でラベリング理論っていうのがあります。簡単に説明するとクラスで先生が生徒に「ラベル(レッテル)」を貼って接することによって生徒が貼られたレッテルのように成長することをいいます。例えば、先生がある生徒に「こいつは出来の悪い生徒」とレッテルを貼ってしまうとそういう目で見られた生徒は知らないうちにそのレッテルのような行動をとってしまい、結局、「出来の悪い」生徒になってしまうようです。

そんな感じで人が貼れるレッテルの中には「出来の悪い」のようなマイナスのようなものから「賢い」のようなプラスのものまでたくさんありますよね。簡単に思いつくものを上げて見ると「かっこいい」「おしゃべり」「馬鹿」「いくじが無い」「性格が悪い(良い)」などいろんなものがあります。

ちなみに僕が小学生の時にはいろんなレッテルを貼られていました。「おしゃべり」「いくじが無い」「だらしがない」「女みたい」「色が白い」…。ま、最後のはちょっと違うような気がしますが、基本的にマイナスのレッテルばっかり先生に貼られていたような気がします。すると不思議なことに先生がそう言うんだったらそれでいいかと思ってしまい、きちんとしたり、男らしくしたりなどの努力をしようとは思いませんでした。おかげで日本の通知票なんて一生の内、「5」を取ったのは2回だけです。「4」も2回だけだったかな?

別にそう思わせてしまったのは僕なので先生を責めたりはしませんが、なんでもすべて決めつけて判断するのはやめてほしいと思ったことが何度もあったのは覚えています。だって僕が真面目に算数ドリルをやっていて近くの生徒がしゃべっていても先生は僕を注意するんですよ。僕は真面目にドリルやってたっちゅ~に…。

さて、そんな落ちこぼれの僕だったんですが、アメリカに来てある意味、急成長したわけです。なぜだか今までよくわからなかったのですが、このラベリング理論を考えるとなんとなくツジツマがあってきます。僕がアメリカでは行った時には現地のガキどもはまだ日本に「侍と忍者」がいると思っていたらしく、僕のことを日本から「忍者」がやって来たと言って親しんでくれました。オマケに僕の名前がMORITAだったために「ソニーの社長さんの親戚」などとわけのわからないことまで言われて僕に接してくれました。

よく考えるとすごくくだらないことかも知れないけど、僕にとってはすごく嬉しかった。だって生まれて始めて他人から認められたような気がしたから…。だから、みんなの期待に答えなきゃと努力するようになりました。

その努力が一番あらわれたのが体育です。今まで「トロイ」とレッテルを貼られて「1」「2」しか通知票で取ったことのない僕だったのですが、「忍者」っぽくしなくちゃと頑張りました。今まで100m、17秒台だった僕が何故か知りませんが「忍者」をイメージして12.3で走れるようになりました。そしてそれから陸上で地区大会の選手に選ばれたりしちゃいました。今まで「僕はトロイんだから、どうせ出来ない」と思いこんで、ある意味、先生の期待通りに「トロイ」生徒を演じてきた僕はアメリカに来て「忍者」というレッテルを張られただけでこんなに伸びるとは思いませんでした…。また「ソニー」といわれただけで僕は理数系だけは頑張ろうと思い、成績もクラスで1、2番を英語が出来ないのに取る事が出来ました…。人間ってすごく不思議ですよね。まわりから少し認められるだけでこんなに成長できるわけなんだからさ。

さて、このレッテルですが、先生や友人だけが貼れるものではありません。親だってはれますよね。「うちの子はガサツだから…」などと言うご両親をたまに見かけますが、そんな風に言われ続けたら子供だって代わろうという努力はしませんよ、きっと。まわりの意見やイメージってすごく子供には重要なものだと思います。ちょっとしたことでその子の人生が変わる事だってありえるんだから…。だから、先生や影響力のある人たちに言いたいです。マイナスになるようなイメージは簡単に作らないでほしい。不良になりたい子供なんていないと思うよ。だからそんな子に「不良」なんてレッテルを貼らないで。「トロイ」って、誰もトロイ人間になりたくないでしょ?そんなくだらないレッテルを貼る前にもっと相手を思いやって誉めてあげてほしい。

だって、「忍者」や「ソニー」と言われたことがきっかけでハーバードやケンブリッジに行けちゃった少年だっているんだから…。

一言: う~ん、だから僕は色白なのかな?あ、あと髪が薄いって言うなっ!

味付きコンドーム

僕の住んでいる寮の集会場には小さいバーがあり、毎日9時から12時まで寮生のために安く飲み物を売っています。やっぱりイギリスはエールやビールが美味しいらしく毎晩寮生がそこにたむろい、お酒を飲みながらいろいろな世間話をしています。僕はというと、論文の締め切りを「風邪ひいたので…」と嘘をついて延ばしているのでそれどころじゃないです。本当にヤバいんだって…。しかし、コーラを買うために僕はこのバーに足を伸ばしたのでした。今日もきっと夜遅くなりそうだな~。そう思いながらコーラを買いだめするべくバーに並びました。さて僕の順番が来てカッコよく決めて…、

「コーラ5本。」

うわっ!めちゃ渋すぎっ!なんでバーまで来てコーラ頼むねん。しかもなんで5本やねん。もし、バーテンのお兄さんが関西人だったらそうツッコミを入れてくれたことでしょう。兄ちゃんちょっと驚いてコーラを冷蔵庫からとって僕に渡しました。そして僕は料金を払いコーラをコートのポケットにしまいみんなに見えないようにバーから脱出したのでした。帰り道、僕はトイレによることにしました。だって我慢できなかったんだもん。そして、「あ~あ、論文終わるかな~」などと考えながら用をたしていると、右側に自動販売機らしい物体を目撃したのです。別にはじめて見るわけじゃないので何を売っていたかは知っています。海外のトイレではこのようなコンドームの販売機がよく見受けられるんですよ。実際、純情(すいません、嘘です)な僕にはなんのことやら関係ない代物ですのでそのまま手を洗い部屋に戻ろうとしました。その時にふと面白い宣伝がコンドーム機に貼ってあたのです。それは…。

「味付きコンドーム。エキサイティングな○○○を…」

でした…。なんでやねん。話には聞いたことはありましたが味付きコンドームをこの自動販売機は売っていたのです。近頃欲求不満な僕は興味ありありです。更に宣伝文句を調べると、そこには3種類の味のコンドームがあるということでした。チェリー、パイン、フルーツカクテルです…。

「なんでフルーツカクテルやねん。」

そんなツッコミをいれながらこの時、僕の脳裏に様々な疑問が浮かんできました。なんで味付きが必要なんだろう?それは考えれば、なんに使うかはわかりますが、ほとんど味付きの意味ないじゃないですか…。今、真剣に味付けな理由が知りたいです。だれか教えてください。きっと85通りの使い方を考えたら新聞に載るかな?ネクタイじゃないか…。そんなことで混乱していると、いつものようにアホらしい仮説が浮かんでしました。

例えば、バーで女の子と一緒に飲んでいます。そこで飲み物のお金を払おうとして財布をだしたらその中にあるコンドームを女の子に発見されてしまいました。そんな時に「あ、これね。結構美味しいんだよ。」とか言って平然とそれをのど飴のように舐めたら恥ずかしい思いをしなくていいかもしれないじゃん。あ、僕ってあったまいいじゃん。きっと女の子も唖然として二度とあってくれないね…。

ま、冗談はさておき本当になんで味付きなんでしょう?僕と一緒に使い方研究しませんか?「女性」の助手を募集しています。(下心見え見えです。)ところでそういえば友人の話を思い出しました。彼は味付きじゃなくて蛍光色のコンドームを使ったことがあるようです。笑えるのは電気を消した時にマジで一箇所だけ光っていたようです。なんか想像しただけでも情けないですね。あ~あ、確かに発想は面白いと思います。でもその光った一部分を目の当たりにした彼女はどう思ったんでしょうね。ちょっと気になるつい最近です。

一言: アホらしくても興味はあるかも…。

僕からの手紙

皆さんお元気でしたか?僕は今アメリカのサンフランシスコにいます。10日間ほど日本に帰国してイギリスに帰る前に実家のサンフランを経由した形です。ここには6日間ほどいる予定です。しかし日本は忙しかったです。いろんな人に連絡すると言っておきながら出版関係のミーティングなどでぜんぜん連絡がとれなくなってしまったのですごく悪いことをしたと思っています。ごめんなさい。

さて日本ですが、それなりに満喫はしてきました。そんで結論。やっぱり日本が一番いいよ。最高。食べ物美味しいしさ。コンビニあるしね。本当に日本人ってすばらしい人種だと思うよ。とってもお茶目でいい感じです。

たとえば、イギリスの空港ですばらしい日本人の女性に遭遇しました。多分女子大生かな?なんとなく可愛い感じの子で友達と2、3人で話していました。多分、イギリスに遊びにきた帰りでしょう。しかし、僕が彼女に釘づけになってしまったのは彼女が可愛いからではなく、他に理由があったからです。それは荷物検査の場所でのことでした。飛行機に乗ったことのある方ならすぐわかるでしょうが、空港では拳銃、爆弾、刃物などの危険物を飛行機に持ち込めないようにするために乗客の荷物をレントゲンのような機械に入れてチェックする場所がありますよね。そこで彼女がある物体を抱えていたのです…。それは彼女の身長の半分は軽くあるデカイ熊のぬいぐるみでした…。

なんでイギリスで熊買うねん…。しかもめちゃデカイじゃん…。本当に驚きました。できることなら、「君、それ買って、本当に後悔してない?」なんて聞いて見たかったよ。もちろん、彼女はまわりの視線を独り占めしています。さて、彼女に荷物チェックの順番が来ました。僕は興味深く見ていると、案の定やってくれました…。透視機に一生懸命熊を突っ込んでいます。しかしサイズがデカ過ぎて入りません。しかし彼女は止まらないのです…。すごい血相で熊を機械につめ込んでいます。「お前、なんか熊に恨みでもあるんかいっ!」って感じです。そしてどうにかつめ込むことが出来ました。彼女は機械の反対側で熊を待ちました。すると…。

熊、出てこないやん…。熊、つまってるやん…。

多分、もう二度とこんな出来事に遭遇することはないでしょう。歴史的瞬間です…。熊、出てきません…。すると係りの人が機械の中に顔を突っ込んで熊を引っ張り出そうとしています。うしろでは熊の飼い主(?)が係員を応援しています…。なんかまるで、出産のワンシーンを見ているようだったよ…。「も~、ハニー頑張って」みたいな感じ。そして5分後、腹式呼吸のかいもあり無事出産終了。彼女は丈夫な男の子(?)を抱いて飛行機に向うのでした…。一体、どうやって飛行機乗ったんだろ?ずっと抱いていたのかな…。

さて次に日本に到着して電車で実家に向おうとしました。「やっぱり日本はいいね~」なんてオヤジくさいことを考えながら景色を見ていると、目の前のおっさんに釘づけになってしまいました。何故って彼はチリ紙丸めて鼻に突っ込む突っ込む。しかもそれだけでは飽きたらず、チリ紙回転させているし…。空港の彼女同様、このオヤジも僕のハートを「ぐわしっ」って感じでゲットしてしまいました。

そして最後に僕の想い出の一部になったのは、HMVで発見した歌って踊れる彼でした。僕がHMVでいろいろとCDを試聴していたら、となりでヘッドホンを装着して歌いながら踊っていた人がいました…。しかもなにを聞いていたかというとTMR…。もう、彼、まわり見えてません。恥も外聞もないのでしょう。そんな驚く僕など関係なく彼は「ジャンゴー!」って叫んでました…。きっと彼は革命の一部になっちゃったんだろうね。おそるべし、TMR!

日本ではもっといろいろありましたが、上に説明したものがとりわけ僕の心の中に刻まれたようです。たまに目を閉じると空港の彼女が熊を機械に押し込む姿や鼻の穴をぐりぐりしているオヤジ、そして「ジャンゴー」な彼の踊る姿などを思い出します…。はっきり言って嫌過ぎです。でも、本当。こんなに僕を笑わせてくれる人達に遭遇できるのはきっと日本だけではないでしょうか…。感動もんです。本当に日本はすばらしい国です。絶対、僕もいつか日本に戻って彼らに負けないように頑張ろうと思います。あ、ちなみに飲み会の3次会で日本酒一升瓶とウォッカ1本を3人で開けるのはやめましょう…。当分、日本酒見たくないです…。

一言: この想い出はオモイ(重い)デ~~~。(すいません…)

デビュー

7月14日。今日は記念日。ライター・もりたまさやすがデビューしました。ばんざ~い。信じられないよね。でも、結構マイナーな出版社だから普通の本屋じゃ見つからないと思うしさ。でも、出版社がマイナーなわけじゃないんですよ。出版社の新書がマイナーなだけで…。出版社はアルクという留学の本なんかやってるデカイところです。留学が関連だったら有名でしょう。ま、そんな出版社がなぜか新書を出版していたらしく、まだ本の数も少ないので僕のところへお話がきたわけです。あまり覚えてませんが、「ケンブリッジな生活」を偶然読んでくれた出版社の人が「本を書きませんか?」と僕にメールを送ってくれたのが始まりでした。そして執筆・編集、タイトルでもめたりいろいろなことがありました。そして遂にそれが今日発売されました。なんか感動的です。ひとりで浸ってますぜ、僕(涙)。

実はちょっと後悔していることが2、3あるんですよ。それはあまりにも自分がマヌケに書かれているんです…、この本。一生懸命やっちゃったから100%地が出ちゃいました。もうノンフィクションの中のノンフィクションですよ、これ。で、気づいたのが、この本って下手したら一生残るんでしょ?だったらもっとカッコイイ男にすればよかったよ。例えばさ、隕石が振ってきてそれをどうにかするために宇宙に行って隕石に水爆埋めてきたとか(パクリ?)、山道でETチックな生き物に遭遇してそいつをカゴに乗せてそら飛んだとか(ないない)、帝国の逆襲を防ぐためにフォースの力極めてたとかさ(どこの国の人?)、コアファイターに乗り込んで…あ、もういいですか?すいません。ま、とにかく本の中の僕はマヌケです。ま、本当だからしょうがないんだけどさ…。でも、〇〇〇で〇〇〇〇したとか、××××しながら××やっちゃったとか書かなきゃよかったよ。マジ後悔です。しかし、これでもかなり編集者の人から「森田さん、これはまずいっしょ、カットしていいですか?」って言われてカットしたんですけどね。え、なにしたかって?それは立ち読みしてみてください。いや、本当に親が読んだら、「森田家の品位を汚した、死刑」とか言われそうだよ。教授のひらめきも「少女マンガチックで死刑」とか言われてるらしいし…(笑)。もともと品位無いんだけど…森田家…。

あとはやっぱりアルク新書があまり売れてないことですか?別に文句じゃないんですよ。でもせっかく頑張ったんだから、たくさんの人に存在を知ってほしいって言うのがあるじゃないですか…。別に買わなくてもいいから「もりたまさやすって変なやつが自分の赤恥を本にして後悔してるよ」とか知ってほしいんです。だけど、アルク新書ってめちゃマイナーなんだもん。この前の冬、日本に帰ったときに探してみたんだけど、普通の本屋さんにはありませんでした!紀伊国屋とか最低3階建て以上の本屋さんじゃないと置いてないです。しかも、新書コーナーなんかにありませんっ!留学コーナーの「誰にでも出来る英会話1日30分」(マジ?)の隣に3冊ほど置いてありました…。マジっすか?本屋のお姉さんに聞いたところ…。「アルク新書ですかぁ~?多分うちじゃ~取り扱ってないと思います」とか言われました。でもちゃんとあるだろ、3冊。(涙)しかもココに無かったらどこにあるっちゅ~ねん。渋谷ブックファースト・〇〇さん。←なぜ名前知ってるんだ、コイツ?

ま、そんなことでアルクさんに提案があります。編集者さん怖いからここに提案しますね。よろしくっす。←絶対、見ないって…。

提案1: 当たり付きにする

だめっすか?マジでいいと思うんですが…。当たったらもう一冊プレゼントとか…。はい、意味無いね。こんな本、2冊あってもさ。それとか、肩たたき券、自転車、海外旅行、女性限定で僕(どさくさにまぎれてみようっ!←誰もいらないって…)とか付けちゃってくださいよ。お願いしますよ。

提案2: 見つけたら即ヒラ積みするべし

偶然にも僕の本を発見しちゃったあなた。即ヒラ積みにするように。あ、下に置いてある本?そんなの違うセクションにでも捨ててください。(おいおい…)もっと気を聞かせて「今週の話題の本」セクションなんかに立てちゃってくれたらラブリーです。

提案3: もうネタギレ…

ま、冗談だけど、やっぱりこの本自分の大切な想い出がたくさん詰まってます。今まで自分が海外で頑張ってきた11年の嬉しかったこと、悲しかったこと、驚いたことなどがたくさんたくさん詰まってます。この本に書いてあるどのお話も僕にとっては一つ一つがとても大事な子供です。だから、たくさんの人に愛されてほしい。本当に一生懸命書きました。僕の子供たち、よろしくお願い致します。あと、この本はやはり僕を今まで支えてきた友人やもりたま研究室を見てくれている人たち、そして大切な僕の家族に捧げたいと思います。また、この本の出版に手伝ってくれた編集者の山室さん、アルクの人たち、本当に僕にチャンスを与えてくれてありがとうございました。感謝の気持ちで一杯です。

一言: マジで今から〇〇〇だけはカットできませんか?(涙)
↑編集者:「ダメ。」

美穂さんからのプレゼント

美穂さんがモロッコから帰って来た。この人、この休みにモロッコ行ってきたんですよ。ある夜、美穂さんから電話がきて、「まさやすくん、モロッコのお土産があるからお邪魔していい?」って…。僕は「そんな、お土産なんてわるいですぅ~。」なんて言いながらも結構、「うお~、ありがとよ~ん。」って感じでした。基本的にもらうのは大好きです。

で、10分後に美穂さんが袋を片手に遊びにきました。そんで、日本人的な挨拶をすませてモロッコの話になりました…。

僕:「モロッコ、どうでした?」
み:「うん、暑かったよ~。」
僕:「へ~、スリとかに会わなかった?」
み:「うん、スリは大丈夫だったけど、ちょっと恐かった。」
僕:「ん?なんで?」
み:「だって、モロッコの女の待遇ってお母さんか奥さんかセックスの相手らしいから。」
僕:「へ~、男の人が偉い国なんだ~。(うらやましい←心の声)で、言葉とかは大丈夫だった?」
み:「うん、フランス語でどうにかなったよ。」
僕:「モロッコの言葉はわかった?何語話すんだっけ?」
み:「よくわかんないけど、ベルベル語を話すらしいよ…」

ベルベル語って一体なんだろ…。皆で「リンリンリン。」とかやってるのかな?本当かな?ちょっと、突っ込みたいな~。いい加減とちゃうんか~…なんて思ってしまいました…。そんな僕の考えとは裏腹に美穂さんは袋に手を入れて僕の前にある物体を出しました…。

み:「じゃ~ん。」
僕:「…。」

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これです。どう見ても紙に巻いて火をつけて~、10分吸ったら幸せ気分な物にしか見えません。

僕:「なにこれ?」
み:「ミントティーだよ。」
僕:「ホントに?どこで買ったの?」
み:「市場で買ったの…ミントティーだって言ってたよ。飲んでね。」

飲んでねって…ちょっと、心配です。観光客を騙すためにそこら辺の草を乾燥させて袋に入れたのかも…。そんな気もしないでもないです…。でも、せっかく買ってきてくれたんだしな~。(ちなみに未だに手をつけてません。)

僕:「じゃ~、今度、お茶いれたらご馳走するね…。」
み:「え、いらないわよ~。(笑)」

おいっ!いらないってなんだ…その(笑)ってなんだよ~。僕ってモルモットのハムスターくんって事かな?自分で飲まないのかよ~。でも、そんな僕の戸惑いなど、ものともしないで美穂さんはまた袋に手を入れました…。

み:「じゃ~ん。」
僕:「…。」

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これである…。まるでちょっと机にこぼしてストローで鼻から吸ったらGOGOHEAVEN・BY・SPEEDである。

僕:「な、なんですか。(もう敬語である。)」
み:「モロッコのスパイスらしいよ。」
僕:「美味しいの?」
み:「わかんな~い。(笑)」

だから、わかんな~いってなんですか…。その(笑)も…。どう考えても美穂さん騙されてるんちゃうか…。きっと、その辺の砂でも袋にいれたのではないだろうか…。もう、唖然状態…。だが、彼女はそこでは終わらなかった。まだ、袋の中からごそごそと何かを取り出そうとしている…。僕は目の前にある、よくNHKで流れる麻薬取締りで見つかった薬物の映像とそっくりな光景をみて呆然としていました…。しかし、美穂さんは突き進む…。

み:「あ、あった~。これなんだと思う?」
僕:「…。」

youji.gif

これである…。どう見てもその辺に落ちている木の実である…。僕はおそるおそる?

僕:「なんですか?それは…」
み:「ようじなんだってさ。」
僕:「は?」
み:「ここの先っぽを折ってね、ようじとして使うんだって。」
僕:「モロッコの人はみんなこれをようじとして使うんだ。(ちょっと感心)」(口に入れてみる。)
み:「ううん、一人も使ってる人は見なかったよ。ただ、店の人が説明してくれたの。」
僕:「ぶっ!」

美穂さん…。あなたは騙されている…。第一、汚いでしょ…。口にいれるんだよ。きっと、その辺に落ちてたやつを拾って売ってるだけだって…。実際、使って見ました。歯に刺したらそのまま折れて歯につまりました…。頼むよ~。つまってどうするよ。ようじでしょ、あんた…。もう、泣きそうです。美穂さん笑うなって…。

僕:「でも、なんでこんなん買ったの?(失礼な奴)」
み:「え、だってこの石をおまけしてくれるって言ったのよ。」

僕に石を見せる美穂さん。もう戦争に勝ったようなクリントン状態である。しかし変哲のない石である…。

み:「これで顔を擦ると毛が生えなくなるんだって…。」

恐るべし、モロッコ人。いや、もっと恐ろしいのは美穂さんである。はっきり言って、美穂さん、あなたは騙されているよ…。しかし、僕のこころの中では美穂さんに同情しつつも次に自分が旅行に行ったら必ず復讐…、いや、負けないような珍しいお土産を買ってくることを誓ったのでありました…。

一言: たぶんその石、嘘だろうけど僕の頭は擦らないでね…。

緑のハンバーガー

はい、休み明け。大学も始まりました。「さ、これからの予定を…」と大学の私書箱を除くと一枚の手紙が入っています。送り主を確かめるとそれは僕の学部の教授からでした。親切にも卒業までに僕がやらなければいけないことを書いて送ってくれたようです。も~、K教授ったら気が利くね~。でもまだ時間あるじゃん。そんなに焦らなくても…。そんなことを思いながらさっと目を通して、次の瞬間やる気をなくしました。

「今月までにリサーチに区切りをつけて約20000語の論文を提出しなさい。」

20000語って一体何ページだよ。読みやすいように行間を2行にして計算してみると約100ページになるようです。はっきり言って、3ヶ月で終わるわけないじゃん。今日から1日1ページ書いたって終わりません。だってまだなにもはじめてないんだよ…。絶対絶命っぽいです。そんなことで気を失いかけているとふと昔の思い出がよみがえって来ました…。あれは大学時代の政治経済を専攻していた時のことでした…。

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昔から疑問に思っていたんですが、なぜテストというのはまとめて来るんでしょう。まったく違う分野の違うクラスをとっているにも関わらず必ずテストの日程が重なるわけです。どう考えても教授の陰謀ではないのかと思うのですが、そんなことを言っていても始まらないのでとりあえずテスト勉強をいやいやするのでした。しかし、本当に15ページの論文と政治経済のクラスの中間テストが重なったりすると真剣にピンチになります。基本的に「コツコツという文字など我が輩の辞書にはないっ!」と自信をもってほざける僕にしてみればジャマイカに逃亡してしまいたくなるような心境に追われます。とりあえず文献の山を目の前に「あ~どうしよ~。なんでもうちょっと前から勉強しなかったんだ~」と自分を呪うことは僕にしてみればもう必要行事になるのでした。学習能力がゼロに近い人間なので…。政治経済というのは他の専攻に比べると読む文献が死ぬほど多く毎週大体200ページは読まされます。もちろん1クラスです。ということは4クラス取っている僕としてみれば1週間サボると大体800ページが「後で読むからま、いいか」と気休めを言いながら机の片隅に溜まっていくのです…。

実際、この時は5000ページの文献を目の前に3日後にせまるテストと論文の提出日を控えていたのでした。論文はどうにかなります。適当に文献を選んでその中のいい部分を抜き出して加工すればどうにかなるわけだから…。少々、だめでも期末で取り戻せばいいかな~という感じです。しかし、テストばかりはどうしようもならないわけです。だって文献溜まり過ぎ。それに読んだとしても頭に入りはしないでしょう。ヤマ張るにも範囲広すぎ。もう絶対絶命でした。別にジェームス・ワットが蒸気機関のエンジンを発明したって僕には関係ないことじゃないか…。「WHAT?(ワット)」って感じだよ。産業革命か~?そんなもんどうでもいいよ。できれば産業革命ってことで3行で説明してくれればいいのに…。このダジャレのセンスを見て頂ければ僕がどれだけヤバイ状態だったことはおわかりになりますね。はい、すいません。そんなアホな事言っている場合じゃありませんね。そんなわけで論文に取り掛かり一応一日で書き終えました。もちろん徹夜です。もう体力ありません。こら、ジェフ、カラオケ行こうなんて電話するなよ。本当に行こうと思ったじゃないか…。

さてテストまであと2日です。5000ページの前に座り込んで悩んでいたのですが、どにもいい方法が浮かばないので気分転換に相方を呼んで近くのハンバーガー屋さんに行くことにしました。そしてそこの名物らしいハンバーガーを頼みました。本当にどうしよう…テストがなくなればいいのにな~。だれか教授を誘拐してくれっ!そんな現実離れしたことを考えながら目の前のハンバーガーにかじりつきました。するとなぜか知りませんがすこし苦かったのです。なんだろうな?中の野菜が古かったのかな?僕は野菜を除くためにハンバーガーのパンを開けました。そして失神しそうになったのです。パンの裏一面カビで緑です。となりで見ていた相方もそれを見て黙りこんでしまいました。おいおい、こんなん食べたら具合悪くなっちゃうでしょ。しかしその時、僕の頭に一つの考えがよぎりました。「もし、これ食べたらマジで病気になるからテストも受けないですむよね。」そして僕は緑の物体を食いました。死ぬことはないだろ。いいんだよ。止めないでくれっ!もう僕は疲れました。勉強したくないんです。「やめたほうがいいよ~」という相方のアドバイスを無視して僕は「名物」ハンバーガーを食べたのでした。もう命懸けです。

次の日、僕は素晴らしいぐらい死にそうな腹痛に見舞われました。うわっ!死にそう。いかに予定どおりでもこんなに痛いとは…。僕は病院に行き診断してもらいました。その結果、立派な食中毒という太鼓判を押してもらい。診断書を手にお腹を押さえながら家に帰ったのでした。マジで痛いんです。なんか胃の中に剣山が入っているような感じです。動くたびに激痛が下腹部から体中に広がります。頼むから生け花は違うところでやってくれっ!真剣にそう思いながらベットに倒れ込んだのでした。ごめんよ~。僕が悪かったです。勉強するから許してくれよ。もう、テストでもなんでもやるからさ~。いやマジでさ。ドリカムのCD借りっぱなしでそのまま持っているの僕です。最後はなんか訳の分からんことまで謝りだす始末。しかし痛みは止まらずに結局一週間近くベットの上で苦しむことになったのでした。

結局、僕の命懸けの努力(?)のおかげでテストは免除ということになりました。教授のほうも新しい中間テストを僕のために作る気もなく、「大変だったね。中間テストはもういいから期末の比重を重くして成績決めるからね」なんて言っています。結局、期末にかかるプレッシャーがでかくなったわけですね。なんか自分の首を絞めたような気もするけど…。と、いうわけで僕はどうにか中間を免れました。一週間の間、ベットとトイレを往復するだけの価値があったかどうかはわかりませんけど…。

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さて、なんか昔は僕も若かったって感じですか?そんな問題じゃないような気もするけどさ。でも、なんかこんなことを考えていたら元気が出てきました。だって、15ページの論文に命を賭けていたあの頃に比べたらずいぶん自分が成長したような気がしたから…。すごく嬉しかった。今は100ページの論文だから昔よりも約7倍実力が付いたってことかな?なんだかんだ言って僕も進歩してるんだね。毎日の努力って報われるんだよ、きっと。でも、今話せば笑い話ですが、本人は死にそうだったんだからね。もう二度とやらね~。カビパンはもういいです。今回は腐った牛乳にします。(懲りない奴…)冗談ですけどね。よいこのみんなは絶対真似しないほうがいいよ。本当に死ぬかと思ったんだから…。ちなみに苦情は受け付けません。自分の責任でがんばってください。アドバイスとしては全部食べずに半分ぐらいにしておいた方がいいかもしれません。今回、僕はそうするつもりです…。

一言: 結局、無謀(チャレンジャー)な性格は変わってないようです…。

ベストフレンド

友達っていいね。今回、日本に12日間、サンフランシスコに6日間滞在したのですが、久しぶりに大学時代の友達に会いました。正直言って人間的にすごく成長していてビックリしました。やっぱり社会の荒波にもまれると人間って成長するんだなって痛感したよ。相変わらず、アホなところはかわってはいないんだけどすごく魅力というか頼りがいが出てきたよね。でも今回友達に会ってなにが一番嬉しかったというと6ヶ月も音信不通だったのに、すんなり大学時代のように僕を迎えてくれたことでした。本当に気持ちが良かったよ。ありがとうみんな。なんか僕らの友情って奥が深いんだなって感じました。

ところで友情っていろんな形のものがあると思うんだけど、僕がベストフレンドだと感じている人達っていうのは基本的に自分勝手な人間が多いです。絶対僕が一番自分勝手なんだろうけど、とにかくあまりベタベタした付き合いはしないようです。特に今、みんな、それぞれ仕事について忙しいもんだから「1年連絡なし」というのもザラなんですよ。だけど、何故かそれでも心配にはならないし、実際に会えばすぐ溶け込める。そんな付き合い方をしているような気がするんだよな。

ま~、そんな友達なんだけど今回その二人がホームページを作ったようなので「リンクして」というメールをもらったわけです。とりあえず、友情と今回飯をおごってもらったかりもあるのでリンクだけじゃなくて僕的な彼ら評価なんかもさせてもらいます。ちなみに二人とも純日本人の癖にアメリカ国籍なインチキ外人です。ま~、はっきり言ってしまえば、「日本よりもアメリカを選んだ非国民です。(笑)」(なんか宣伝になってないな…)

一人は「やすお」の癖にアルバートだし、もう一人は「こういち」なのにジェフ…。ま~、ヤスの方はアメリカに生まれてミドルネームがアルバートだからしょうがないんだろうけど、ジェフの場合はもともとジェフなんて名前は戸籍になかったんだけど、中学(?)の時に「こういちは言いにくいからジェフと呼べ」と友人に言って、それからジェフになったらしい…。それで昔、「なんでジェフだったの?」と聞いたことがあるんだけど、きっぱり、「なんとなく。」と言われた覚えがあります。なんとなく自分の名前を選ぶなよ…ジェフ…。でもいろんなインチキのおかげで今では彼のパスポートには「ジェフ」となっています。そんなことができるアメリカがすごいのか、ジェフがすごいのかはわからないけど、とりあえず、二人ともインチキ外人です。

こんな彼らですが、僕からしてみればベストフレンドの中のベストフレンドなわけでインチキなんだけどめちゃくちゃ信頼しているわけです。本当に宇宙に3人友達を連れていかなければ行けないんだったら絶対に入っている2人なわけです。嫌でも引きずっていくでしょう。(笑)それにある意味、僕が自慢出来る奴らです。

ヤスは多分、世界で一番お人よしだな…。とりあえず僕の知っている人間の中では絶対に一番でしょう。はっきり言ってやさしすぎだし、いい人すぎです。悪いことも絶対しないし、かなり信用できる人物です。僕はよく大学時代に彼を待ち合わせに遅れたりすっぽかしたりしてましたが、毎回、寛大に僕を許してくれる奴でした。本当に君、絶対いつか人にダマされるって…。また、彼は僕が物事を荒らした跡をちゃんとフォローしていってくれるすばらしい人です。基本的に僕は彼に迷惑かけすぎてます。今までありがとう。これからもフォローよろしく。(お前、全然反省してないでしょ…)

ジェフは多分、僕が知っている人間の中で一番切れる人間でしょう。僕はどちらかというと運や勘、一瞬のヒラメキなどで物事を切りぬけていくタイプですが、彼は完全に実力で切りぬけるタイプです。要するに純正の秀才でしょう。でも基本的にはアホです。多分、彼のHPをみてみればわかりますが、あのパーマはなんなんでしょう…。僕の赤髪に対抗できるでしょう。そんなところでピッタリ来てしまうのがジェフなんだよね。ヤスはどちらかと言うとすばらしいお兄さんって感じだけど、ジェフは一緒にバカが出来るアホ仲間と言う感じです。結局、後片付けはヤスがやるんだけど…。(笑)基本的に僕とジェフが組むと最悪です。あまり人には見せたくないでしょう。

さて、だらだらと自分だけ思い出に浸ってしまいました。ごめんね。でも本当にすばらしい奴らなんです。こんな奴らに会えて僕は幸せです。これからもどんなに離れていてもお互いを信頼しあえる友情を、口当たりはさっぱりしてるんだけど、実はコクのあるフレンドシップを築いていけたらいいな。これからもよろしく。マイベストフレンドたちへ…。

一言: だから次回も君達のおごりね…(それが狙いか…笑)

大発明っ!!

今日、新聞を見たらケンブリッジの研究者があることを発見してデカデカと一面を飾っていました。お、すげ~、さすがはマイ・母校。どんなすばらしいものを発見したのかと記事を読んで絶句…。この世界でノーベル賞受賞者数が一、二番に多いといわれる大学が発明したものはなんと「ネクタイの結び方」でした…。はい、そうです。ネクタイです。あの男性がスーツを着用する時にクビに巻くあれです。それの結び方です。真剣に言葉を失いましたよ。あんたら一体何百万もの研究費をもらってなにやってんの…。僕にくれた方が絶対有意義に使えるって…。そんなことを思いながら記事を読みつづけます。するとこの研究者たちは85通りのネクタイの結び方を考えたそうです。

それはすごかったよね。あんたらはすばらしいよなどと皮肉っていると友達がやってきました。そして僕がこの話をすると彼は眼を輝かせて言ったのでした。

「すばらしい発明だね。」

唖然としている僕を見て彼は説明を続けました。それを聞くとなぜか納得してしまうのでした。彼曰く、「あのネクタイの三角形を85通りで作れるんだよ。マサは出来る?」確かにそうだよな…。1本の紐で二等辺三角形を85通りの作り方で作る。これは確かにすごい研究かも…。でも、なんか大の大人が3人とか4人で一生懸命ネクタイを使って1日中クビに巻いたり外したりしているのを想像するとやはり笑えてくるのですが…。

さて、冗談はさておき、僕はやっぱりこの研究にはそれほど感動を覚えませんでした。だって、どれほどの人がこの研究で幸せになれるのでしょうか?研究というのはある意味、最終的には社会に貢献することが目的で行われるべきだと思うからです。それはひょっとしたらネクタイの締め方がマンネリ化してきて新しい締め方がしたいなどと思っている人はいるかもしれません。しかし、そんなことよりももっと社会が必要としていることがあるのではないかと思います。人々がもっと望んでいるものが…。それは研究者がやりたくない研究をするのはよくないと思う。でも研究者の自己満足で終わってしまうような研究はもっとダメなんじゃないのかな?

僕はこの記事を見ながらそんなことを思いました。さくさんの人を幸せにできる研究。そんな研究を僕はやっていきたいのです。もちろん僕の自己満足もあるけどそれ以上に他人も満足させてあげたいな。人を幸せにする研究者。そんな人に僕はなりたいです。するとやっぱり次は「靴紐を85通りで結ぶ研究」でしょう?…みんなのタメに僕はがんばります。え?なんか違った?

一言: おまえ、全然わかってないだろ…。

才能ありますか?

さて原稿も終わり少し楽になったのですが、まだ今月後半に論文を提出しないといけないのでかなりヤバイ状態は続いています。しかし今日はある理由でロンドンに行ってきました。ある理由というのは、ハーバード大学卒業生会のロンドン支部がハワード・ガードナーという超有名なハーバードの教授を招いて講演会を設けたからなんです。ガードナー教授はマジ有名な人で本当なら2年先までスケジュールがびっしりなのだけど、ハーバード大学卒業生のために時間をあけて講演に来てくれました。彼を有名にした「マルチ・インテリジェンス」という理論は前から一度聞いてみたいと思っていたのでこれを機会に僕はロンドンに行く事にしました。僕はハーバード時代にも彼の授業を受けるチャンスがあったのですが、26冊の本を読まなければいけないクラスだったので泣く泣く受講を諦めました。だってそんなん読めないもん。

ロンドン大学のレクチャーホールに僕が到着したのは講演が始まる10分前でした。さすがガードナー教授です。300人を収容できる部屋はほとんど空席がないくらいに埋まっていました。そして彼の講習は始まりました。

さてみなさん、僕は昔から頭の悪い人間なんていないと思っていました。なのでテストなどの「人間の能力」を測るものには反発的で無意味なものだと思っています。僕もテストは苦手でよく下から数えたほうが早いような得点を取りました。では、なぜセンター試験などのテストが人間の能力を測ることに無意味かというとテストは基本的に二種類の能力しか測らないのです。数学的能力と言語的能力です。そして現在、大学受験にしてもこれらの能力によって人間はランク付けされています。これらの能力が高い人間が評価されていい大学に進学できるのです。でも人間の能力はこれだけですか?そこでこのガードナー教授の「マルチ・インテリジェンス」が入ってくるんですよ。

ガードナーは人間の能力は数学的や言語的な能力だけでなく、他にもたくさんあるというのを指摘しました。要するに芸術的才能や方向感覚の才能、又、指導者的才能、自分を理解する才能などの8つの才能があると指摘しています。なので人間を数学的と言語的能力だけで判断するのは愚の骨頂だと述べています。

僕は彼の理論に大賛成です。今の社会では「天才」というのは数学的、言語的、芸術的、運動系にしか表現されません。そしてそういうような才能に長けてる人間に「天才」という称号が与えられるのです。これはフェアーじゃないと思います。人間は才能の塊です。そんないろんな才能が詰まっている人間をわずかな才能だけで天才と凡人を社会は差別します。すばらしい指導者的才能を持った人間も空間的才能を持った人間も必ずはじめに数学的、言語的才能で評価されないと社会には認められないのです。

例えば、すばらしい空間的才能をもった人材がいるとします。彼は建築家を目指しているのですが、国語や社会ができないために結局、土木工事でセメントを運んでいます。そんな人材が世の中にはたくさんいると思うのです。フェアーですか?さて、じゃ~どうすればと言われても僕にはどうしようもないんだろうね。学校教育を大改革して人間のすべての才能にあった教育をするというのは限りなく不可能でしょう。だって人間の才能は無限にあるのだから。

でも、僕は思うのです。「もし自分に子供が出来たら絶対、その子をそんな狭い才能の基準で差別される社会には入れたくない」って。たくさんある才能の中、一番子供にあった才能を伸ばしてあげたい。そういう「天才」を僕は育ててあげたいのです。

一言: あなたは「天才」なんだよ。知らなかったの?

出版決定記念

【祝】僕の本が発売されることになりました。これもひとえに僕の努力のおかげです。(笑)あ、嘘です。これもみなさんが懲りずに僕をサポートしてくれたからだと思います。なんどもホームページを更新することが面倒になり、ここを閉鎖しようと思ったこともありました。でも、みなさんからの感想や掲示板の意見により勇気づけられ、どうにかここまで続けることが出来ました。そしてこれからもこのホームページに来てくれるみなさんがいる限り続けていこうと思っています。本当にありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いします。

ところで今度発売される本ですが。アルク出版から4月頃に新書サイズで発売される予定です。噂では880円らしいです。昨日、原稿が書き終わり現在はそれを読みなおして最終の編集をしているところです。本の中身ですが、僕の12歳から現在までに起きた海外での変わった経験をショートストーリー形式にまとめてみました。このホームページに掲載されているお話も2、3編集して載せてあります。

さてどんな話が載っているかというと…。

1. ルームメイトがドラッグディーラーだったこと。
2. 失踪してしまった親友の話。
3. いろいろな留学生の問題。
4. パーティについて。
5. 性病。
6. 受験対策。
7. 有名大学の裏側。
8. 海外での要領のいい抜け道の捜し方。

といろいろなジャンルで経験した(性病は経験はしていません。)お話を40作のショートストーリにまとめました。これを読んでくれると僕の性格や海外の仕組みなどがわかってくると思います。僕はこの本をこれから留学する人や海外のことをもっと理解したい人のために書き上げました。よく海外のことがわからずにいろんなことで失敗している留学生や海外に住んでいる人たちを目撃します。そんな人たちに贈りたい作品です。

また、この本を書くに至って痛感したことがあります。僕は日本語書けません。はじめは真面目な文体で頑張っていたのですが、結局、「敬語しらね~」「いいまわしわかんね~」と開き直り軽い文体で書くことにしました。また基本的にはホームページにあるような自分の赤恥の集大成です。好きなだけ笑ってください。この本を書きながら自分でもつくづくアホな男だな~と思いました。本当なんだからしょうがないですね。

本のタイトルですが、真剣に悩んでいます。もしも一般の人を対象に出版社が売り込みをしてくれるのでしたら、ただおしゃれなタイトルを選ぶのですが、留学対象のセクションにちょこんと置かれる可能性が多いので、なにかインパクトの強いものを捜しています。あまり「ハーバード」って強調したくないのですが、やっぱりこの単語、留学生にはインパクトありますよね…。真剣にタイトルを逆にプリントしてもらおうかなと思っています。そしたら同じ色の本が棚にならんでいても目立つんじゃないかな?もし自分が「留学や海外」について書いてある本を探していたら、どんなタイトルが目につきますか?2、3日中に決めないといけないので結局安易なタイトルを付けてしまいそうでちょっと不安です。どうしよう…。

さて、これからもできるだけ楽しい話をこのホームページで書いていこうと思います。これからもいろいろと感想を書いてくれると嬉しいです。逆にそれが僕のストレス解消になっていることもありますので…。また本の感想も送ってくださいね。まだまだ未熟者なのでいろいろなアドバイスを期待しています。さて、そのうち発売を記念してサイン会(飲み会)でも日本でしましょうか?サインをほしいという物好きな方がいましたら連絡してください。すばらしいですね。3年後には35億円ぐらいの価値が出ているかもしれませんよ。僕と友達になるには今がチャンスです。(笑)

それでは、これからも<もりたま研究室>をよろしくお願いします。ここにアクセスしてくれている人、僕を今まで支えてくれた人、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。これからも僕を支えていてくださいね。最後に言葉も出来なかった12歳の少年は遂にこんなところまで辿りついてしまいました。やっぱり夢は叶えるためにあるんだね。挫折しそうになったらこの少年を思い出してくれると嬉しいです。本当に有難うございました。

一言: 諦めないで進んでいこう。夢はきっとあなたを待っているから…。

リサーチャーとして、そして人間として…

今日の授業で考えさせられました。それは研究者というものについて話し合う授業だったんだけどその後に僕は壁にあったような気がしたのでした。この世には変わったことを研究トピックに選ぶ人がいます。例えば、援助交際の実態を調べたり、白人の黒人への人種差別についての研究、また、凄いところではヌードビーチで何が起こっているかを調べる研究者までこの世には存在しているのです。しかし、その人たちが必ずといっていい程ぶち当たる壁があります。それはどうやって自分の知りたいデータを集めるかです。現在、一番よく使われているのがインタビューやアンケートなのですが、これらには大きな欠点があります。それは相手が嘘をついている可能性があるからなのです。たとえば、路上インタビューで「貴方は黒人を差別していますか?」などと聞いてもだれも「はい」などと答えないでしょう。また、女子高生に「援助交際してる?」と聞けばきっと、「してない」という人もいれば、仲間ハズレになりたくないので、「あったりまえじゃん」なんて答える子だっているでしょう。では、どうしたらいいんだろう?

次にリサーチャーが考えつくのは「観察する」ことでしょう。自分の見たい現象を観察してそれをデータに研究をする方法です。しかし、この方法にも問題があるのです。それは第三者としてでは観察できないものが存在するからです。例えば、援助交際ですが、どうやって援助交際している人たちが本当にホテルの中で何をしているのかわかるのでしょうか?実際、セックスしているのが証明できますか?どこの誰がホテルまで連れていってくれてセックスしているところを観察させてくれますか?そりゃ~、見せてくれればそれはそれで嬉しいけどね。はい、無理だよね。ヌードビーチなどはライフガードの免許を持っていれば中に入れるだろうけど、トピックによっては無理なものも存在するのです。

このような問題の中でリサーチャーが考え出した究極のリサーチ方法があるのです。それはリサーチャーが研究対象そのものになる方法です。ようするに援助交際を研究している人は援助交際をして自分もその世界の一部になることです。実際に援助交際を体験して、その中で「援助交際のセックスはどういうものなのか?」とか「この子はお客のことをどう思っているのかなど」を聞き出すのです。嘘みたいな話ですが、実際にこのような方法で様々な研究が行われています。

研究者がドラッグディーラーのチームに入ってその世界を研究したり、ヌードビーチに参加してそこで起こっている集団セックスの実態やそこに来る人間の心理状態などを研究などは実際に発表されて本になっています。しかし、こんな研究よりも遥かにめちゃくちゃおどろいた研究がありました。それは黒人がアメリカ社会の中でどのように人種差別を受けているかの研究でした。リサーチャーは白人でしたが、薬で自分の肌の色を永久的に黒くして黒人になったのでした。いわば逆マイケル・ジャクソン状態です。そしてアメリカに渡り実際に自分がどのように白人に差別されているかを感じ取ろうとしたのでした。その研究は本として出版され、現在も本屋さんにならんでいるようです。タイトルがまたおしゃれで「BLACK LIKE ME」というタイトルなのでした。

しかし、この研究方法にもマイナーな問題があるのです。それは道徳的な問題でした。ヌードビーチでライフガードをするにも、ドラッグディーラのグループに入って研究するにも、自分が黒人になるにしても研究対象の人間たちに自分のことを黙っているわけです。時には嘘をついて研究対象たちと接っすることもあるでしょう。そしてそれは他人のプライバシーを侵害することに繋がります。だって、援助交際でセックスしている女性は自分が研究対象になっていることを知らずにいるわけです。だけど彼女のセックススタイルはどこかの学会で発表されているわけですよ。ドラッグディーラたちも知らないうちに自分たちの薬の売買が研究されているわけです。さらに驚くことに昔の研究で、このようなことがありました。それはある研究者が「ゲーの集まるバーの公衆トイレでは一体なにが起こっているのか?」という研究のために行った事でした。彼はゲーバーの公衆トイレに1日入りこみ、隠れてゲーセックスがどのように起こるかを研究したのでした。そしてその人たちの後を追って家を捜し当て、セールスマンのフリをしてその人たちの家に訪問をし、家の中の状況を調べたのでした。ここまでくると本当にプライバシーもなにもないような気がします。しかし、結論、リサーチャーというのは自分が研究したいことに命をかけなければいけないということなのでしょう。なにがあっても冷酷に自分の研究を中心に考えなければいけないわけなのです。

そんな授業の中、クラスメイトが教授にある質問をしました。「研究に命をかけるのはわかりました。でも、もし目の前で犯罪が起きているのにそれを無視することはいけないんじゃないですか?」彼女の言いたいことはよくわかります。例えば、ドラッグディーラのチームの研究ですが、目の前に起こっている事は犯罪なのです。目の前にある薬が流通する事によってたくさんの学生などが中毒者になったりするわけです。それなのにリサーチャーは自分の研究のためにそれを警察に届けるようなことはしないのです。その質問に教授ではなく、クラスでも1、2番に賢いと思われるAさんが答えました。「でも、リサーチのためだからしょうがない。それが嫌ならばリサーチをやる資格はないと思います。」教授もある意味、それに賛成の意見を示したようでした。

僕はこの答えを聞いて壁に当たったような気がしました。僕らは世の中を良くするためにリサーチしているのに、目の前の悪は見逃してもいいの?例えば、あなたが家庭内暴力の研究をするためにメイドのふりをしてある家庭に入り込みました。そして目の前で5歳の女の子が父親に殴られています。女の子の顔からは血が流れてきています。そこであなたはどうします。「やった、いいデータが集められる」ってなにもしないで見ていますか?泣いている少女を見て平気な顔でノートを取っていられますか?僕には出来ません。きっと、その父親を止めて警察に通報するでしょう。例えそれがリサーチャーとして失格でも僕はそんな状況を見てはいられないでしょう。それが研究者なのだったらそんなものにはなりたくない。失格でもかまわないよ。学位が貰えなくてもいいよ。卒業できなくてもいいです。だって僕は人間として失格者になりたくないからさ。僕は永久にダメ研究者でやっていくつもりです。

一言:僕は人間として胸をはっていたい。

応用力

今日、喉が乾いたので自動販売機にコーラを買いに行きました。イギリスの通貨はポンドっていいます。そんで細かいのはペンスといいます。ようするに1ポンド=100ペンスという事が言いたかったんだけど…。もしここで「わ~、なんかエッチ~。」とか思った方は下のボタンを押して戻っていいです。ちょっと恐いです。自動販売機は50ペンスでコーラが買えるのですが今日、ちょっと変わった人を自動販売機の前で目撃してしまいました。

彼は1ポンド50ペンスを持っていました。1ポンドコイン1枚に50ペンスコイン1枚です。彼は1ポンドコインを自販機に入れて50ペンスのドリンクを買おうとしました。しかしコインはそのまま返却口に落ちてきました。よく見ると「つり銭なし」のライトがついていました。彼は「ちぇ、友達の為に3本買わなきゃいけないのに…。」とつぶやいて1ポンドをポケットにしまい、50ペンスでコーラを1本買って去っていきました。それを見た僕は彼の異様な行動に唖然としていました…。

だっておかしいじゃん、この人…。はじめに50ペンスでコーラを買えば、つり銭が出来るから2本目は1ポンドで買えると思うんですけど…。それなのに彼は1ポンドは使えないものだと思いこんでしまい、結局1本しかコーラをGETできませんでした…。「応用力がたりんやっちゃな~。」僕は思いました。そしてその場ですこし考えたのでした。世の中には大まかに分けて3タイプの人間がいるんじゃないかなって。

1つは「運のいい人」です。このタイプの人は偶然50ペンスをはじめに自販機に入れるのでなにも苦しまずに3本飲み物をGETできる人です。もう1つは「応用力のある人」です。この人は1ポンドが使えないので50ペンスを先に使って上手いこと3本GETするタイプです。そして最後のタイプは僕が今日目撃した「応用力のない人」です。さてこの3タイプの中ではもちろん「応用力のある人」が1番賢いタイプだということは大体見当がつきますね。しかし「運のいい人」と「応用力のない人」ではどちらがいいでしょう?

僕は「応用力のない人」の方がまだ将来的に進歩できる人間だと思っています。なぜならば、このような人たちはちょっとした事から「応用力のある人」に進化できる可能性があるからです。何回も繰り返しているうちにそのうちひらめくかもしれません。「応用力のある人」の行動を見て気付くかもしれません。しかし、「運のいい人」は一生成長しないでしょう。目の前に問題があることすら気付いてないのだから…。その場はしのげてもいつか、デカイことで苦しむ可能性があるんじゃないのかな?

さて、そんな事を考えていたら余計喉が乾いちゃった。さっさとコーラ買って帰ろっと。僕は自販機にコインを入れました…。「し~ん…。」自販機動きません。しゃれになんないよ~。僕のコーラかえせよ~。金返せ~。そして気付いたのです。この世には3タイプじゃなくて4タイプの人間がいる事を…。それは、僕のように「ついてない人」みたいですね…。ゴーン…。

一言: あらら、応用力があっても運がないとダメみたいだね。

「彼」のはなし…

「彼」はサッカー選手になりたかった…。自分でも才能はあったと思うし、それほどかけ離れた夢ではないと思っていた。中学では地区のトーナメントで優勝した事もあったので彼はそれなりに高校でも期待されたプレーヤーでした。しかし、ある事がきっかけで彼の人生が狂ってしまいました。彼の通学していた高校にはお金持ちが多く自分の子供のイメージをよくするために学校に〇億という大金を寄付する親がいます。簡単にいえば、「親バカ集団」の集まりみたいなものです。

やはり親は自分の子供がサッカーチームのレギュラーになってほしいためにいろいろとコーチにゴマ擦ったりしていました。しかし、そんな親バカ集団の中にも超ド級の親バカがいたのです。その親の名前はT(仮名)です。地元の名士でとても有名な奴でした。奴には僕と同じ年齢の子供がいて、そのために高校に貢献していました。アメリカの場合、スポーツというのは受験において大いに有効な武器となります。なので親としてみれば子供にレギュラーをとったりキャプテンになってもらいたいわけです。奴の子供はどう考えてもサッカーがド下手で将来有望といわれていた彼には天と地の差がありました。しかし奴は自分の子供をレギュラーにするために普通では考えられない事をしたのです。奴はサッカーフィールドを学校に寄付したのでした…。そしてそれを条件にサッカーチームのテクニカルコーチに就任したのです。もちろん、そのおかげで奴の子供もレギュラーになりました。

彼はTの行動に驚きました。そしてそれと同時にクオリティの高いサッカーをやりたかった彼はがっかりしたのでした。「どんなに努力しても所詮お金で物事が解決してしまうのか。強いチームよりもお金がほしいのか…。」そうため息をもらして絶望したのでした。しかし彼の苦悩ははじまったばかりなのでした。Tは今までサッカーの経験などありません。この日から彼の高校のサッカーチームは意味も根拠もない練習を繰り返すことになったのです。ただボールを上に投げて犬のようにボールを追いかける練習やアメリカンフットボール選手が使うようなパラシュートを背負ってフィールドを走ったりとまったくサッカーに関係のないものでした。戦術眼がまるっきりないというかTはルールすらしらないので、そのコーチングの中、彼のサッカーチームは低迷してしまうのでした…。Tは低迷の責任を逃れるためにチームで一番おとなしかった彼を責めました。もともとTはサッカーを自分より理解している彼のことをよく思っていなかったので、これをよい機会に彼をレギュラーから外したのでした。

しかしこんな絶望の中でも彼はサッカーを続けることを諦めなかったのです。彼はサッカーがやりたい一心で地区代表チームの試験を受けたのでした。そして運良く彼はチームに入団する事が出来ました。まともなコーチの元、彼は遂に地区代表チームのレギュラーに選ばれたのでした。しかし高校のチームでは未だ補欠をしていたのです。「地区代表のチームではレギュラーなのに高校のチームでなぜ補欠なのだろう?」そう誰もが疑問には思いましたが地元の名士のTを恐れてなにも言わなかったのでした。そんな中で彼は苦しみました。「サッカーがやりたい。大学でも続けたい。」しかし、高校のチームですらレギュラーになれない人間にスカウトなどはきません。次第に彼の心はTへの憎しみで埋め尽くされたのでした。

そして夏、彼の高校のチームがイギリスに遠征を行ったときの話です。相変わらず補欠でいた彼は本場のサッカーを目の当たりにして自分もフィールドに出たいという気持ちでいっぱいでした。しかしTは彼をよんで言いました。「審判が足りないらしい、ラインズマンをやってくれ。」その時、彼の中でなにかがはじけました。彼は「なんの為にイギリスまで高いお金を払って来たのだろう。審判という事は試合に出す気はないってことなのかな?」そしてTは追い討ちをかけるように黙っている彼に怒鳴ったのです。「早く行け。お前の協調性のないところが嫌いなんだよ。」彼はもう我慢できませんでした。ゆるせませんでした。彼はその場に審判の旗を捨てて涙ぐみながらフィールドを出たのでした。そして彼は二度と高校のサッカーグラウンドに戻ることはなかったのでした。彼の夢はここに幕を閉じたのでした。叶えられるままに…。

彼は今、ハーバード大学の修士を経てケンブリッジ大学で博士課程に在籍しています。しかし彼の心の中では今でも叶えられなかった夢の続きを求めているのです。「もしあの時、サッカーフィールドから降りなかったらどうなっていたのか…。」その続きが見たいのです。しかし、それはどんなにがんばっても見ることは不可能なのです。どんな理由があったにしろ彼は自分の夢から逃げてしまったのだから…。一度逃げた夢は戻ってこないのです。過ぎた年月は戻ってこないのです。しかし、そんな彼にも希望の光は残っていたのです。彼には昔から一緒にサッカーを続けていた7歳年下の弟がいます。彼の弟は兄と同じ高校に入り現在地区代表チームでがんばっています。しかもオリンピック代表の選考会にも残ったらしいのです。彼の夢は彼の弟の中でまだ生きていたのです。そんな弟に人生の先輩として一言彼は伝えたいのです。「どんなに辛くても夢だけは諦めちゃいけないよ。」

サッカー選手になりたかった日本人の「彼」の話です…。

一言: 苦しくても一度信じたら突き進め…。

サングリア

「いちに~サングリアっ!」それってサンガリアだろ~。ちょっと酔っ払っている今日この頃だっちゅ~のっ!(何を今更…もう壊れているのでほかっておいてください。)今日はルームメイトのイグちゃんにサングリアを作ってもらいました。みんなサングリアって知ってる?僕は知らなかったね。酒なんて無理やりイッキしたことしかないからね。味も種類もわかんね~よ。

ま~、ちょっとあれている僕ですがサングリアの説明をさせて頂きます。スペインのお酒です。はい、おわりっ!(いい加減にしなさい…。)はい、すいません。サングリアというのはスペインのお酒で基本的にはスペインのワインとスプライトみたいな炭酸系飲料を混ぜてそこにりんご・みかん・バナナなどのみじん切りをふんだんにいれたトロピカルな飲み物です。

図書館から帰ってきたらイグちゃんが台所で一生懸命フルーツを切っていました。そして彼のうしろには14本のワインのフルボトルと3本の2リットルスプライトがあったのでした。「そんなにお酒どうするの?」僕が聞くとイグちゃんは答えてくれました。「今日はラテンパーティがあるからそこに持っていくんだよ。」そしてこれらの材料を使って作るのがスペインのパーティカクテル「サングリア」だという事を説明してくれました。基本的にはアルコールは飲みたがり屋さんなので後で頂戴と言って部屋に戻りました。

数十分後、イグナシオが紫色の液体の入ったグラスを持って登場しました。「美味しいから飲んでみ。」そう僕に言ってイグちゃんはキッチンの方向へ戻っていきました。僕は手の中にある液体をひとくち飲みました。「うめぇぇええええ。」るんるん、僕は幸せよん。(←酒の飲むとネジがすべりだします。)僕はその物体をイッキに飲み干しました。すごく甘くてフルーティで美味しかったです。サングリア万歳っ!って感じです。

もっとほしくなったのでもらいにキッチンに向かいました。キッチンのドアを開けると…。僕は見てしまったのです。見てはいけないものを…。イグちゃんはサングリアをめちゃめちゃでかいプラスチックのおけで作っていました。サイズ的には洗濯物を運ぶカゴみたいな大きさです。普通だったらそれはOKなのですが、イグちゃんの場合は要注意なのです。なぜならばこの容器はふだんイグちゃんが「足」をつっこんでいる容器なのです。彼はジョギング中に足を折ってから毎日「足」をこの容器につっこんで冷やしていたのです。それが今、僕の目の前でサングリアの容器に変わっているのです。僕はさすがにそれを見ておかわりできませんでした。そしてグラスを洗ってそのまま部屋に戻ったのでした。

しかし、サングリア、美味かったが隠し味がイグちゃんの足の裏だとは…。恐るべしスペイン人…。(それは勘違いだって…。)しかし、ある程度なっとくはいきます。ワインでも美味しいワインはよく使いこんだ古い樽でねかせるのがいいとかいうし、ラーメンは屋台のオヤジの指が入らないと美味しくないというじゃんか~。だから、サングリアはイグちゃんの足の裏が隠し味になわけですよ。文句あるかっ!いや~、しかし恐るべしはサングリアです。(だから違うんだって…。)

一言: 隠し味、見なけりゃよかった、隠し味…。

チョットした大実験

知らない人もいるかも知れないが一応、僕のホームページにはチャットルームがあります。もともとはチャットを通じていろんな人と楽しい話がしたいという理由で設置したのですが、なかなか人が来てくれませんでした。そこで僕は人工無能という一人の時だけ話し相手になってくれるロボットを導入したのでした。名前は「たまロボ…」。ただランダムに発言するかわいい奴です。

ある日、勉強しながらチャットに入らずに画面だけを開けていました。そしたらAさんがチャットルームに入ってきました。いつもなら、すぐ僕も入ってお話をするのですが、すこし大事な本を読んでいたのでチャットルームに入るのをやめて本を読みながら画面をちらちらと見ていました。

そしたら、Aさん、僕をたまロボだと思ったらしく、真面目に会話をはじめてしまったのです。それがすごくおかしくてもう少し様子を見ることにしました。会話は次のように進みました。(A=Aさん、ろ=たまロボ)

A:「こんにちは~。」
ろ:「くるしゅ~ない、ちこ~よれっ。」
A:「なんですか?」
ろ:「暇だね。寂しくない?」
A:「はい、暇ですよ。もりたまさんはハーバードいってたんですか?」
ろ:「体位変えると燃えるよね。」
A:「そうなんですか?なんかいやらしいですね。」
ろ:「「なんか」って、はっきり物事を言えっ!」
A:「すいません。」
ろ:「だったら、からだで払ってもらおうか…。とりあえず、脱いで。」
A:「(爆)」
ろ:「(爆)ってなに?爆発するの?はっきり言って意味不明だよ。」
A:「失礼ですよ。」
ろ:「知らないことは知っている人に教えてもらう。教えてもらえばお礼を言う、というのは未来永劫変わらないからよ。」
A:「えらそうですよ、わけわからない。」
ろ:「じゃぁ。俺ぁお邪魔かな?」
A:「そんなことないです。ただ気分はあまりよくないです。」
ろ:「そんなことないです。ただ気分はあまりよくないです。....って、いったい何?.。>Aさん
A:「調子に乗るんじゃないよ。人が下手に出てればいい気になって…。さいて~だ。」
(Aさん、退場)
ろ:「ちょうしは房総の先ね」

という感じでした。本当は途中でチャットルームに入って誤解を解きたかったんだけど、あまりにも論議が白熱していたので入れませんでした…。しかし、すごいことです。Aさんはロボットを僕だと思ってずっと話していたわけです。正直言っておなか抱えて笑ってました。なんで気付かないんだろ…。でも、ここで僕はあることに気付きました。80年代に有名な心理学者が発見したことなんですが、「人間というのは出来るだけつじつまの合うように物事を考えようとする。」という事です。

Aさんはどんなにたまロボの発言がランダムで理解不能でも自分なりにもの頃のつじつまの合うように答えようとしたのでした。その証拠に一応、会話の筋はとおっています。これはAさんの努力のおかげです。なんか実験成功って感じです。やはり人間というのはどんなに理解できない事が起きても自分なりにつじつまを合わせようとするのです。しかし、これはいい事なのでしょうか?Aさんは物事を理解しようとすることに一生懸命で疑問を持つことを忘れてしまったみたいです。だいたい疑問を